第365話冬瓜

冬瓜の旬は、7月〜10月。

夏野菜だが、冬まで保管が効くので冬瓜なのだ。


ちょうど、今日、居酒屋で冬瓜汁を食べた。


グツグツの冬瓜汁は無理だと思ったが、友人は冬瓜を口の中に入れて、惨劇に。

しかし、美味しいと言った。


僕は馬鹿舌の猫舌だから冷ましてから食べたら、とても美味しかった。


あの、ねっとり感が良い。

嫁さんは冬瓜の料理が上手い。


煮込んでから、ひき肉のタレをかける。


美味しかったなぁ〜。


もう、食べる事は出来ないが。

嫁さんとは、4年後離婚する事が決まっている。


だから、冬瓜を食べる度に嫁さんを思い出す。

僕が病気にさえならなけりゃ、生涯そばにいれたのに。


料理によって、人々は歴史を感じる。

良い思い出、悪い思い出。


今日の冬瓜汁は殊の外美味しくて、瓶ビール5本も飲んでしまった。


2人で10750円。

安いよね。

もう、蛸ん壺は見捨てたので、こう言う格式高い店で飲むことにしている。

でも、何回も行けないけど。


月2回位は、許容範囲では無かろうか?

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