第362話うなぎ

うなぎの旬は7月。しかし、それは養殖に限る。


ホントの天然うなぎは、秋の10月〜12月が旬で越冬する為に脂が乗る。

天然うなぎは、肉食だから腹が脂で黄色い。


7月が旬になったのは、土用の丑の日によく食べられるからだ。


土用の丑の日は平賀源内が考案したもの。

元々、土用の丑の日は「う」の付くもの食べる習慣があった。


全然客の来ないうなぎ屋さんが、平賀源内に相談すると、入り口に「土用の丑の日」と書いたら客が増えた。

それを、周りが真似して、土用の丑の日はうなぎを食べる事が文化になった。


土用の丑の日の経営戦略を考えたのは平賀源内なのだが、彼は殺人の罪で牢獄で亡くなった。


エレキテルで有名な人なんだが。


兎に角、うなぎを食べて暑い夏を乗り越えましょう。

ちなみに、名古屋のひつまぶしは嫌い。

うなぎは切り刻んでもらいたくない。

7月24日は、土用の丑の日。

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