第292話タラの芽

タラの芽の旬は4月〜5月。


山菜の王様と呼ばれる。


山に採りにくと、素人はイヌダラの芽を採ってしまう。

それは、タラの芽では無い。


料亭でも貴重で、ハウス栽培されているので、早くから出回る。


天ぷらが最高。

タラの芽の調理方法で、天ぷら以外は僕は思い付かない。


良く抹茶塩で食べさせる料理屋があるが、醤油とかソースが美味しい。

僕は田舎モンだから、タラの芽を採りに行き、母に天ぷらしてもらったら、醤油で食べるのが好みだった。


タラの芽は争奪戦があり、勝手に我が家の山のタラの芽を収穫する不届き者がいた。


タラの芽は、少し成長しても食べられる。


名古屋のスーパーのタラの芽はハウス栽培感が漂い、5本700円を食べても美味しくない。


やはり、田舎の山の採れたてで無くては。


実家は山を親類に譲渡した。

もう、あのタラの芽は幻になった。


いつかはタラの芽の天ぷらを食べる事が出来る事を願う。


今回は、タラの芽でした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る