第164話サツマイモ

さて、サツマイモの旬です。

サツマイモは火を通すと、ホクホクして甘く美味しい。

サツマイモを千切りにして、小麦粉に浸けて、かき揚げにすると美味しい。

今回は、石焼き芋。


先日も、軽トラックが、

「いしや〜きいも〜」

と、言いながら走っていた。たまに、買いにいくと、蜜が出るほど甘くて軽く2本は食べられる。

「いしや〜きいも〜。栗より旨い十三里」

と、言うが意味はお分りだろうか?


「栗より旨い十三里」

「くり」は、九里を栗に掛けている。「より」は、四里。


九里四里旨い十三里は、江戸から13里離れた川越辺りがちょうどサツマイモの名産地で、だから、「九里四里旨い十三里」になった説を僕は採用している。

単に、「栗」より美味しい説も有力だが、13里の説明がつかない。それでは。

だから、石焼き芋は「栗より旨い十三里」なのだ。


これから、寒くなります。石焼き芋で温まったらいかがだろうか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る