ドラクエ系ユーチューバー不正相次ぐ、今度は『ろびん』に無断転載発覚 その1
マイティーに引き続きまたドラクエ系ユーチューバーに不祥事(?)が発覚したため、今回はそれを考察していくことにする。
Xで既にご存知の方も多いと思うが、その不正とはタイトルの通り、『ろびん』というドラクエ系ユーチューバーが他の配信者の動画から無断転載をしていたというもの。
このろびんというユーチューバー、動画の内容は主にドラクエのランキングや情報を解説していくというもので、ユーチューブでの登録者数は実に28万人。(つまり28万人もの人がこのような不正を見抜けずに、信用して騙されていたことになる。無論、全ての登録者が信者ばかりという訳ではないだろうが)
数年前にマイティーを考察するために検索すると、関連でこのろびんが出てきていたため、実は以前からその存在自体は知っていたのだが、何故今の今まで取り上げなかったのかというと、チャンネル全体からなんとなく胡散臭い雰囲気を感じたため触れなかったのだ。
筆者はこういったゲームの人気に寄生して、人の褌で相撲を取っているくせに、勘違いしてイキって大物ぶっているチャンネルが嫌いであるため、これに関してはチャンネル登録もしていなかった。(今となってはその『虫の知らせ』ではないが、直感のようなものが正しかったといえる。その前にマイティーの一件で騙されていた経験から、評価する際は細心の注意を払わなければならないと、猜疑心を持って様々なチャンネルを見ていたという流れもある)
無断転載されたご本人からの指摘を受けて、ろびんは要約すると『自分ではなくバイトが勝手にやった』と、まるでどこかで聞いたような(?)釈明を行った。
そのXで行われた釈明と今後の対応を『引用』したものがこちら。
◆◆◆
【お詫びとお知らせ】
このたび、私のチャンネルにおいて、他の制作者様の動画などから切り取っていた画像が含まれていたとのご指摘を受けました。
ご迷惑をおかけした方々に深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございません。
私自身、編集者に作成を依頼した過去の動画について、全てがクリーンであると十分に確認できていなかった部分もございました。
ですが、これも全て私自身の管理不足と認識の甘さが原因であり、深く反省しております。
今年の8月に、皆様にもお伝えした件の権利侵害のご指摘を受け、8月以降は新体制の下、権利侵害に対するチェック項目を設ける等、チーム一丸となってクリーンな動画制作を進めて参りましたが、それ以前の動画については確認が不十分なものも多く残っているのが実情でございます。
これに伴い、以下の対応を実施いたします。
①2024年9月以前に投稿した動画のほとんど全てを非公開にします。
これまでの動画全てが違反している訳ではございませんが、編集チームが大きくなるにつれ、一つ一つを精査することが難しくなっているため、「確実に大丈夫」と言えないものに関しては全て非公開にすることとしました。もちろん、9月以降の動画も再度チェックし、クリーンでない動画がチャンネルに1つも残らないよう努めます。
②一層制作体制を見直し、管理を徹底します。
これまで応援してくださった皆様を失望させる結果となり、心より申し訳なく思っております。
このような事態を二度と繰り返さないよう、真摯に取り組んで参ります。
この度は申し訳ございませんでした。
ろびん
◆◆◆
一つ一つ見ていきたいと思うが、まず悪質なのはこのような無断転載が初めてではなく、釈明にも書かれている通り8月の『以前にもあった』ということ。(この8月に指摘された無断転載とは、加納先生の書かれたブログの内容を、あたかも自分がオリジナルで考えたかのように盗用したというもの。更に加納先生はブログの内容を転載や自説として流布することを禁止している)
一億光年歩譲ってこれが初めての無断転載(そんな初めてのおつかいみたいに言うな)(?)なのであれば、まだバイトが勝手にやったという言い分も通るかもしれないが、2回目というのはどう考えてもおかしいし筋が通らないだろう。(しかも無断転載された方のポストによれば、無断転載はチャンネル初期の動画から行われ、編集担当が変わった現在も続いているという)
何故なら、8月にそんなことがあり、真にそのバイトだけが勝手にやったというのであれば、その時点でバイトを問い詰めてどの動画を無断転載したのか普通は徹底的にチェックするはず、それが何故間が空いて2回目の無断転載なのか?
8月以降は新体制となったと釈明しているにも関わらず、では何故編集担当が変わった現在も無断転載が続いているとエル氏(今回の被害を受けた方)に指摘されているのか、無断転載をしていたとされる編集者は8月の時点でいなくなったはずなのに、その後も無断転載が続いているのはどう考えてもおかしいだろう。
更に、無断転載の中にはウォーターマークをトリミングする、キャラクター名を隠すなどして自身が転載していることをバレないように細工していたものも多数あったとも指摘されており、悪質極まりない。
上記を鑑みると、バレなければいいと思っていたとしか思えないし、実際無断転載を指摘されなければそのままやり続けるつもりだったのだろう、何が編集者がやっただよ、かつてマイ……あわわ、聖典の執筆者の方が言っていた言い訳と全く一緒ではないかと呆れ果てるしかない。
このように、存在するかどうかすら分からないイマジナリーバイトに全ての罪をなすりつける手法を、往年の名作ゲームになぞらえ『バイトミラクル パクって奪(ウバ)』と呼ぶのだが(?)、平然と人のせいにする前にもっと自分自身の行為と真摯に向き合い、恥というものを知ってほしいと思う。(まあ、そんなことができる人柄であれば、そもそも無断転載などしないのだが)
思った以上に長くなりそうなので、次回に続きます。
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