マイティーやり込みゲーム動画の『色々と動いている』発言について

今回は、未だに収まる気配を見せない、マイティーやり込みゲーム動画のエミュレータ使用疑惑、そしてその発言や周囲の状況について、色々と語らせて頂ければと思う。


今回も、疑惑が全て事実だと仮定した上での、筆者の感想となることはご了承頂きたい。


仮定に留めるのは、まだマイティー側の弁明を聞いていないし、片方や一部だけにとらわれるのではなく、くもりなき眼で全体を見て、何が正しくて何がそうでないのか、ただ、そこに存在するあるがままを見極めていきたいと思っているからだ。


疑惑を受けた当初、ファンからのコメントに『色々と動いている』(つまり相手方への訴訟の匂わせ)とマイティーは返答していた。


ここまでは、これ以上疑惑について追及されないための匂わせなのか……?と筆者は思っていたのだが、なんと、マイティーの最新の動画へのコメントの返信で、その『色々と動いている』発言が未だにされていたのである。(!!)


まさか、単なる脅しかと思いきや、未だにそんなことを言っているとは……。


本当に先方を訴えるつもりなのか?と、筆者としては非常に驚いてしまったのだ。


訴えるとしてもどういった要件で?そもそも勝てる見込みはあるのか?訴えるとしたらマイティー側が実機でやっていた証明をしなければならないと思うが、その辺は大丈夫ですか?


など、それら全てを含めて『色々と動いている』(非常に意味深な含み)なのだろうが、もし本当に動いているとしたら驚きとしか言いようがない。


その点に関してはまた後述するとして、マイティーと何があってもマイティーを支持していく!!という『マイティー擁護派』との会話の中で、現在マイティーに批判的な目を向けている方々が『アンチ』と一言で片付けられていたのが、筆者としては非常に気になってしまった。


いやいや、元はマイティーのファンだったのに、今回の騒動で騙されたと感じて、ファンをやめてしまった方もいらっしゃるだろう、そのような方々も全て『アンチ』になってしまうのか?


元々のファンだけではなく、覚悟を持って疑義を呈し、地道に検証をされている方々もそう、筆者の中で『アンチ』というのはあまり良くはない言葉の響きがあり、『疑惑を晴らす』(つまり世を正そうと動かれている)方々に対して、適切な表現とは思えない。


何故なら、その方々は誰も好き好んでマイティーに反発している訳ではないから。


その方々は、『ゲーム』や『やり込み』を心から愛しているからこそ、『このままではいけない』と、勇気と覚悟を持って行動を起こされたのだと思う。


マイティーが自身の発言通り、ゲームを実機で懸命にやり込んで、まっとうに動画投稿を続けていれば、そのような疑義は初めから呈されていないのだから、もしマイティーにアンチがいるのだとすれば、それは『自分自身』だということになるだろう。(つまり、アンチを生み出したのは他ならぬ『マイティー自身』だということ)


そのような疑惑があることを知りながらも、自分の好きなものを盲目的に信じてしまうさまは、当事者からすれば自覚はないかもしれないが、はたから見れば一種『新興宗教の教祖と信者』のような異様な光景というか、どんなにそれが自分にとって信じたいものでも、一度立ち止まって冷静に状況というものを確認するくせをつけた方が良いと思った。


批判というより、筆者は心配して言っている。


勿論、誰かを好きになったり、信じてあげたいと思う心は人として素晴らしいことだが、それで盲目的に人を信じてしまい、大事件に発展した例など世の中には数えきれないほど転がっているのだ。


マイティーを信じたら危険だと言っているのではなく、そのように盲目的に人を信じてしまうことが危険だと言っているのである。


Togetterの記事や(筆者がそのような疑惑があると初めて知ったのは、この記事を見てから)ユーチューブでの動画で、マイティーへの疑惑をずっと追及されてきた方に関しては、前述のマイティーの『匂わせ発言』に加え、ユーチューブの方でも相変わらず『マイティー擁護派』からの『攻撃』もあるようで、数日前から突然ツイッターのアカウントを『鍵垢』にされており、筆者としては色々と想像してしまうものもあった。


『色々と動いている』と、マイティーの側にも引けない、認められない事情があるのかもしれないが、もし本当に法的措置など取るつもりなのだとしたらと考えると、筆者はロシアとウクライナの戦争を思い起こしてしまった。


人と人が争いあうことしかできないって、とても悲しいことじゃないか……?


その前に、相手と話し合える『口』や『脳』や『心』があるのに……。(泣)


相手と話そうともしないまま一方的なブロックであったり、法的措置とか物騒なことをちらつかせる前に、まず相手との『対話』をすることが、人として1番大切なことなのではないだろうか。


無論、それが『根も葉も無い虚言』であれば初めから対話する必要もないと言えるが、筆者にはどうしてもそのようには見えないのである。


あのナカイドですら、自分からレイアの動画にコメントをしに行ったことからも分かる通り(勿論その内容は最低最悪なものの)、少なくとも相手と『話そう』とはしてたからね……。


筆者からすれば、マイティーが相手と『初めから話そうともしていない』と感じられてしまい、それが余計に状況をこじらせてしまっているように見えるのである。


最初のエミュ疑惑検証者の方を、ツイッターで一方的にブロック。


疑惑を追及されている方には、法的措置を匂わせる。


疑惑云々以前に、この『対話する姿勢のなさ』に、やり込み界隈の方々が完全に怒ってしまった印象を受けるし、元々のファンの方も離れていったのではないか、筆者もこの対応はいくら何でもあんまりだと思う。


ユーチューブの検索で『やり込み』と検索すると、未だにトップにあがってくるほど、最早やり込み界を席巻する勢いのマイティー。


だからこそ、疑惑が事実だった時のやり込み界隈に与える悪影響も大きいと言えるし、それだけ視聴者を惹き付ける魅力があったということ、だからこそもったいないし、この対応は非常に残念としか言いようがないのである。


最後に、もう一度だけ言わせて頂きたい。


争ったところで、喜ぶのは当事者ではなく、周りの『野次馬』だけ。


喜ぶどころか、むしろ互いに傷つけあうことになるだろう。


人と人とが争いあう前に、今からでもできることがあるのではないか……?


『色々と動いている』の前に、まず『相手と対話すること』が何よりも大切なことじゃないですか……?と、筆者は思う。

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