キレ夫氏の新動画がオモロすぎて感動した話

タイトルの通り、今回は久しぶりに、キレ夫氏の新動画がオモロすぎて感動した話をしていきたいと思う。


氏の動画をずっとチェックされているファンの方々にはもはや説明不要だろうが、『街録チャンネルに出ていたピンキーという女性に会ってきた』という動画が、これが正に『神回』というか、氏の動画の中でも過去最高クラスにオモロかったのであるwwww


動画を観た方が面白いのであまり多くは語らないが、内容を簡単に説明すると、ピンキーというだいぶヤバい女性に会いに行ったキレ夫氏が、新種の合法のヤクと称して、『スカトロック』という氏のウ〇コをテープでぐるぐる巻きにして固めたものを渡すという、筆者も自分で書いててちょっと何言ってるか分からないというものwwww


このウ〇コを丸くボールのように固めたものに、針を刺してそこから臭いを嗅ぐと『飛べる』ということで、ピンキーが合法だったら欲しいということで、このウ〇コの固まりを欲しがったのだwwww


そうして、この動画で筆者が一番オモロかったのが、『取材料』としてウ〇コを受け取ったピンキーが、まるで手におにぎりを持つかのように、ウ〇コをさも大事そうに持ち続けていたところwwww


いや、アンタがずっと大事そうに握りしめてるの、キレ夫氏の固めたウ〇コやからwwww


しかもウ〇コ貰ってそれを取材料と納得してしまったためお金も貰えず、ピンキー側に損しかないやんwwww


更にキレ夫氏、それが自分のウ〇コだと最後まで説明しなかったため、ピンキーこれで今夜はキメられるぜwwwとばかりに、そのまま喜んでウ〇コ持って帰ったしwwww


ウ〇コ貰って喜んでる人初めて見たwwww


そうそう、俺が氏に求めてたのはこれだよwwww


こういうのでいいんだよwwwww(???)


その後、氏と別れたピンキーが、自室に戻りウ〇コに針を刺して臭いを嗅いで気絶しているシーンを想像しても笑えるという、あまりにも素晴らしすぎる『神回』であった。


動画にないシーンを想像しても笑えるというのは滅多にないと思うし、いわゆる『行間を読む』というか、凡百のゴミチューバーには到底醸し出せない『味わい』の領域、氏の動画にはそれだけの『深み』があるという証拠だろう。


三納も最近ちょっと勘違いしてきているというか、他の視聴者は知らないが、筆者が三納に期待しているのは今の構成作家を気取ったようなスマートな動画ではなく、昔のウォシュレットの品評であったりコンビニを匍匐前進で徘徊するなど、『泥臭さ』や『汚れ芸人』的な部分であり、そこがオモロかったのである。


筆者が氏の動画にオモロいのを通り越して『感動』までしてしまうのは、キレ夫氏の動画作りに向かう『姿勢』や『矜持』が、いい意味で昔と全く変わっていないからだ。


三納も勿論身体を張って頑張っているのだが、『初心に戻る』ではないものの、自分の良さやウケていた部分というものを、もう一度見つめなおしてもいいのかもしれないとは思った。


閑話休題。


少し脱線したため氏の話に戻りたいと思うが、氏の動画スタイルは、やはり相手が『ヤバいやつ』であればあるほど面白くなるというか、道端で酔っ払い(?)と一悶着あった動画もしかり、氏の『計算をも超えた面白さ』というものが出てくるように思う。


つまり、動画を撮る前に氏の中で大体『こう進めていこう』という計算はあるものの、相手がヤバいやつであればあるほどその計算通りには進まず、そこにハプニング、『人間一人の計算だけでは絶対に生み出せない面白さ』が生まれてくるということだ。


以前キレ夫氏が動画で『狂人の面白さ』というものを語られていたことがあって(『狂人の面白さには勝てない』『狂人が結局一番オモロい』といった内容)、筆者はその時はそれほど何も思っていなかったのだが、後からよくよく考えるとなるほどというか、『笑い』や『面白さ』というものは『狂気と正常の狭間』ぐらいに存在していると筆者は思っていて、そうか、この人は自身の動画に『狂人の面白さ』を取り入れることによって、他チャンネルとの差別化、笑いを生み出しているのかと、まずそこに気付ける、目を付けること自体が、この人本当に鋭い、本当にすげぇなと感心した。


ユーチューブ上の全ての動画に目を通すことは不可能だし、全てを知っている訳ではないものの、こと笑いのセンスでキレ夫氏を上回ることは相当に困難であり、三納あたりもかなりいい線行っているのだが、笑いのセンスはキレ夫氏が数段上、筆者の知る限りではユーチューブでナンバーワンだと思う。(というか、最近『面白いやつ』に餓えているので、三納やキレ夫氏のように、なんか実写系で面白いユーチューバーいないかなぁと思って、筆者も細々と探してはいるのだが、まあいないねぇ……一人もだよ……そんなすごいやつは世の中にポンポン存在しないということだねぇ……。誰かすげぇやついたら、むしろ逆に教えてほしいぐらいだ……。実写系でトラベラーズはもう既に観ていてかなり面白かったので、機会があればランキングで書きたいとは思っている)


氏の動画には比較的時間が短いものが多いが、それはダラダラとクソつまらんだけの『蛇足』を垂れ流している凡百のクソチューバーとは、『作品への意識』というものが根本から違うからだ。(まあ、ピンキーにウ〇コを渡していたという行動だけを切り取って見ると、氏もある意味ではクソチューバーと言えなくもないが)(?)


氏は別に長い動画を出そうと思えば出せるが、それを何故ヨシとしないかというと、氏は自分の動画の面白いところ、美味しいところをだけを編集して、濃厚ジュースのようにギュッと凝縮して視聴者にお届けしているからである。


氏が自分の動画を垂れ流しではなく(それでも充分に面白いはずなのだが)、一本一本を一つの『作品』(だからこそ『蛇足』は省く)としてこだわりを持って作り上げられていることを、作品を作ったことのある者なら分かるのだが、筆者はビンビンに感じるのだ。


普通のユーチューバーのレベルなら動画にするものも、内容に納得が行かずにボツにされたものもたくさんあると思うし、陶芸家が作品のデキに納得が行かずにその場で作品を叩き割るのと一緒で、クリエイターの『こだわり』というのはそういうもの。


氏の表面上だけを見て批判するのは良いが、批判するならするで、もっとそういうクリエイティブなこだわりや頑張りの部分も見てあげないといけないと思う。


氏に関しては、チャンネルの登録者数も順調に伸びられているようで、昔から評価して昔から応援している筆者などからすれば、「いや、気付くのおせーよwww」という感じなのだが、ようやく世間が氏のセンスに少しずつ追いついてきたのだろうか。


キレ夫氏関連で他にあったことといえば、少し前にドクター差別氏と泥沼の(?)舌戦になっていたことがあったが、あれは筆者は普通にキレ夫氏に同情した。


あまり多くを語るつもりはないが、取材費と飲み物まで用意されたり、筆者には氏の誠心誠意の真心というものが伝わってきたのだが、まあそれが当たり前と思われているというか、伝わらなかったんだねぇ……と。


あれがもし筆者であれば、自分では悪気はなくとも、相手を不快にさせてしまったことがあったのであれば、そこに関してはすぐに謝罪するのだが、色々とプライドが高くて頭を下げられない人というのは多いからねぇ……と。


また話が脱線しかかっているのでこの辺にしておきたいと思うが、少なくともあの話の筋であれば、筆者はキレ夫氏側を応援したいと判断するということだ。


次回はまさかの『ガーシー選挙出馬』について、機会があれば書いていきたいと思う。

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