真夏の片隅
夏空を見上げた白い兎 小さな歩幅で歩いていく。
この広い大きな世界。お日様の照らしたその先。
自分の覚えた未来の道筋 ゆっくりゆっくりと歩いていく。
懐かしい思い出。白いフワフワに乗せて。
泣きたいほどに愛おしいのは 私の過去に流れた思い出。
いつか貴方を思い出せると。太陽の陰る曇り空。
懐かしい道筋たどり ふわりふわりと歩いていく。
哀し気な想いでゆらゆら揺れて。
狂おしいほどに求めて止まないのは 私の今を揺らす幻。
浅い息に吹かれた。真夏の太陽が組み立てた蜃気楼。
白い幻想に包まれて ゆらりゆらりと歩いていく。
潰れそうな心を抱いて
歌いながら歩きましょう。昨日も今日も木漏れ日の下を
この広大な宇宙の、本当に隅っこの
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