五行の話詰め合わせ

bbキャンセル君

1

――――自分管理が苦手な君――――

「好きなことしてる時ってさ、時間忘れちゃうよね!

だからよく、体力無くなってダウンするんだよ」

バタンと倒れて実演してくれる彼女を見て僕は

別に実演しなくてもいいのに、と思った。

口にはせず、へぇーと流した。


------気持ちも知らないくせに-------

「人の気も知らないで」

知らないよ

「出来損ないの気持ちなんて」

知らないよ。でもさ

大事な君が僕から離れて行った悲しい気持ち、君には分かるかい?


――――大きな落とし物――――

ゲーム関係の学校でに通っててさ、キーボード片手に授業受けて

帰ってきたらさ、無かったんだよキーボード。

おかしいなぁと思ってると学校からメールが来たんだ。

んで見たらさMIDIキーボードの落とし物って書いてあったんだ。

誰だよそんなでかいの落としたのって思う前に、私のだって思ったんだ。


――――満腹なUSBメモリ――――

もうこのUSBの空き容量も無い。

かなり大きいサイズなんだけど、もういっぱい。

振り返ると、色々な作品が詰まっている。

それを見ては嬉しいのと達成感を感じる。

よしっ!意気込んで放つ言葉は、USB メモリ買わなきゃだった。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

五行の話詰め合わせ bbキャンセル君 @aiumi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ