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「ステータス」


レベル 3


力   :215

身の守り:201

素早さ :443

器用さ :367

魔法力 :317


スキル 

槍術 Dーーー槍を武器にすると、全ステータス上昇。

弓術 Eーーー弓を武器にすると、全ステータス少し上昇。

魅力 Eーーー魅力が少し上昇

耐性 Eーーー状態異常耐性が少し上昇

集中 Fーーー集中が微上昇


「上がってるな。試練としてカウントされたのか。」


赤の風のクランを解体することで、俺は試練を乗り越えたらしい。

無茶苦茶簡単だったけどな。実質、俺がしたのはお嬢様に相談することだけだし。


「ピ〜」


「ごめんなグリ。最近構えなくてな。」


甘えてくるグリを甘やかす。


「大丈夫よ。私達が相手してたんだもの。」


「ありがとうございます。色々危なかったので。」


「しょうがないわよ。今回はリュウがいてもいなくても同じ結果になったんだしね。」


「そうですね。グリも少しは親離れできるようになったな。」


グリのお腹を撫でてやつと、気持ちよさそうに頭を手に擦り付けてくる。


「真面目な冒険者もいるんでしょ?」


「いますよ。だから、公爵様も見逃しているんですよ。要は、貴族みたいなものです。」


「といううと?」


「貴族の中にはクズな貴族もちゃんと仕事してる貴族もいるじゃないですか。」


「そうね。それはリュウの本音?」


「いえ、貴族とは制度化された強盗だと思います。」


「そうね、冒険者と同じね。」


それからは、平穏に日常が進んでいき、11歳になった。

俺の身長も180cmを超えた。

女子の成長は12歳まで、男子は14歳までらしいので、俺はどこまで大きくなるのか。

お嬢様達も少女と言えない、姿になった。美少女というより、美女だなよな。

絶世の美女、傾国の美女とはこういうふうな女性達のことを言うのだろう。

全員Eカップはあるし。血筋だろうな。

マーク君のお披露目会がそれは大げさ行われた。次期当主らしいからな。

マーク君は頑張らないといけないらしい。可愛がってあげなきゃな。


「グリが魔法を使えるようになるとは。」


大型犬ぐらいには成長したグリは、風の魔法を使えるようになった。

すごいな。俺は使えないのに。こいつだけで、オークは狩れるようになった。


「それで、今年は魔王が現れるって?」


「そうさね。それも海に現れるらしいさね。」


「海か。この場合はどうなるんだ?」


「4大公爵全員が協力するのさ。」


「それはすごいな。じゃあ、俺も一応参加するか。」


「そうさね。もしもの時のために金1級、2級のやつは動けないらしいからね。」


「しょうがない。今度も魔王が二匹現れるかもしれないんだしな。」


「あんたも安心して、魔王討伐に行くんだよ。」


「ああ。」


今の俺は銀1級。レベル3,4の騎士がいる。

金3級はレベル4,5。金2級はレベル5、6で金1級はレベル6のみ。

それ以上は、序列10位以上になり、ここからは人外の領域のレベル7になる。

よく考えてみたら、前回、村が魔王に襲撃された時、鷹騎士と竜騎士とかそいつらが駆けつけてくれば直ぐ解決できたのでは?

まあ、事情があったのだろう。俺が気絶してから直ぐきてくれたと言うし。


「あにうえ、うみにいっちゃうのですか?」


マーク君は俺のことは兄上と呼ぶように教育されたらしい。

ジョセに聞くとこれはしょうがないらしい。


「まあな。魔王が出るらしいからな。」


「きをつけてくださいね。」


「ああ、大丈夫だよ。今回は騎士達についていくだけさ。魔王の魔物の被害が広がらないようにな。」


「お兄様、お気をつけて。」


フィーネも心配してくれる。二人とも甘えん坊だから、頭撫でといた。

ジョセ達は俺に頑張っても言ってくれない。

信頼してる証拠とか言ってたけど、そうじゃないだろ。


「グリもお留守番だな。」


「ピ〜ピ〜」


グリは悲しそうに俺に頭を擦り付ける。

こいつ人の言葉をなんとなく理解してるらしい。知能高すぎだろ。

もしかして、何かのスキルかな?


俺は、騎士達より一足先に魔王が現れるはずの海へと向かった。


ーーーーーーーーーーーーーーー


レベル 3


力   :241

身の守り:231

素早さ :461

器用さ :395

魔法力 :351


スキル 

槍術 Dーーー槍を武器にすると、全ステータス上昇。

弓術 Eーーー弓を武器にすると、全ステータス少し上昇。

魅力 Eーーー魅力が少し上昇

耐性 Eーーー状態異常耐性が少し上昇

集中 Fーーー集中が微上昇


ステータスの伸びは緩やかになりました。

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