第3話 私の壮絶なスピリチュアル体験のはじまり~とある年の9月から10月ごろ~
私は当時、事務系の仕事をしていました。
おおよそ、1年半ほど勤務していたのですが、このころ精神的に不穏な感覚に襲われていました。
それまでは、楽しく仕事をこなしていて仕事に対しての悩みはありませんでしたが、9月中旬に入ってから突然その感覚がやってきました。
職場へ行くと「ここにいてはいけない」という感覚に常に襲われていたのです。
何かに追い出されるような感覚でした。
その感覚になると、涙が出て仕事にも手につかない状態でした。
当時、頭ではせっかく一年半継続して働いた職場で楽しく仕事もできていたので
「ずっとこの職場で働きたい」と思っていました。
しかし、感覚では「もうこの職場にはいれない」と感じ取っていたのです。
考えていることと感じていることがチグハグでとても辛かったです。
今振り返ると、どうして感覚的に退職したかったのか、当時勤めていた職場から離れたがっていたのかが良くわかります。今となっては退職して正解でしたが、当時は頭での考えがなかなか離れられず苦しかったです。
仕事の途中で、上司に精神的に不安定なことを伝えて早退させていただいたり、休みを取ってしまう日々が続きました。当時は一人暮らしをしていたので、休日を取るという事は生活面にも影響が出るので休みは取りたくなかったですが、明らかに仕事ができる状態では無かったです。
急に私が休むことで上司が一番大変な思いをして迷惑をかけてしまったかもしれません。会社のシステム上、部下が休んでしまうと上司の評価や成績が下がってしまうからです。そこは、本当に申し訳なかったです。
私の状態をみて周囲の人の中の心無い人がさぼってるとか、退職すればいいのにと聞こえ余がしに言ってくる方もいました。
そして、仲良くしてくれた方は「どうして辞めちゃうの?勿体ない」とか、涙を流している様子をみて「何かあったの?」「私でよければ話を聞くよ」と優しく接してくれる方もいました。
ただ、周囲の人は私がスピリチュアル能力が高いことや、感覚人間だとわかっていなかったですし、当時自分がどうして「ここにいてはいけない」感覚に襲われていたのかも自分でもわからなかったので事情を話すことはできませんでした。
本当は今すぐにでも退職をしたい状態でしたが、こちらも会社のシステム上、契約期間を過ぎないまま退職してしまうと上司の成績に影響が出てくるので10月いっぱいまでは退職できないとのことでしたし、上司は私の現実的な生活も考えてくれていたみたいで10月いっぱいまでいた方がいいように勧めていました。(雇用保険の関係で)
結局は、契約上は10月いっぱいで退職をしましたが、実質は早退や欠勤を繰り返し10月末頃で退職をしました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます