魔法のある世界には何らかの不具合があるから、魔法の無い世界を試作してみたってことだよなぁ。
みんなが魔法ぽんぽんつかって魔素の枯渇を起こしてる世界がけっこうあるのかな?
あるいは誰でも使えるが故に全員が銃より強力な武器を持ってるに等しい状態になって、大規模な殺し合い(国が制御してる戦争ではなく、個人個人が生き残りを賭けた世紀末サバイバル)が発生して滅びてたり。
しかし魔素があるのにそれを認識できる生物が居ない世界って、ダンジョンが大量発生するのでは?
この世界で魔法使う人が貴重なのは教本の一行目から間違ってるからじゃね?
むしろこんなやり方で魔法発動できるとか逆にスゲェ的な。
というかこの世界もワザと間違った情報で、魔法を使える人が少なくなるように調整された実験世界なのでは?
普段から無詠唱だと例の錬金術師さんとかに目を付けられそうなので普段は詠唱して、無詠唱は隠すべきだと思うが。
作者からの返信
ご感想、ありがとうございます。
この物語は、宇宙の創造者(一般に神と呼ばれる存在)がいるという設定です。そして、たくさんの世界がある。その多くは魔法が使える世界だった。そして、存在する世界の数だけ問題もあった。どうすればより良くなるか、創造者はいろいろと試してみた……
まあ、こんな感じの世界設定です。
無詠唱は出来るだけ隠すようにトーマも心掛けてはいます。
いや、魔法の本がでたらめで、ナビさんが単独で教えられるなら、ナビさん的にいくら理由があったとはいえ、トーマくんから分かった時点でツッコミが入らないのは不自然。
その上で、一般的な魔法の知識がないと、とか、説明させたほうが良いのでは?
この流れだとトーマくん、高額なゴミを買ったことに気付かないボンクラさんになっちゃう。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
そうですね、スムースにただ魔法を覚えるだけなら、最初からナビに教えてもらえば済むことですね。ただ、そこにはこの世界に対する学びがないと、ナビは判断しました。
少々高い授業料でしたが、魔法への理解、この世界と魔法の関りは、言葉だけの説明では学べなかったものがあったはずです。それを理解したので、トーマもナビに何も言わなかったのです。