第26話 サン・ヴィエルジェ
どこかの牢獄で私は椅子に座っている。
何処からかしわがれた男の声がする
「君とゲームがしたい。その2つのワインの内、毒入りでは無いワインを見極めたら君を解放しよう。制限時間は1分だ」
右のワインを飲んだ。扉が開いた。解放されたのだ
その扉の向こうには磔にされチューブから血を抜かれている女性が居た…その先にワイングラス。
しわがれた男は「君が飲んだワインは彼女の血をベースにブレンドしたワイン。名付けて処女の血だ。君も私達の仲間入りだ。」どうやら私は人間から解放されたらしい
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