第3話 夢の中で事件。

今日は商業施設に来ている。

何か買うものがあるか、ちょっとぶらぶらしながら

色々見てみる。

遠くの方でなんか騒がしい。何かトラブルかなと思いながらも気にせずに散策していた。そして、お気に入りの書店を見つけて本を探していた。その近くで銃声が聞こえた。何だろうと思い、ちょっと顔を覗かせて見た。

そこには周りに人が倒れていて、血だまりに佇む女性が居た。恐らく犯人だろう。こっちに気づいて居ないようだ。その間にゆっくり近くの階段から階下に避難した。近くのエレベーターが降りてきた。

他にも避難してる人が居るのだろうと思いながら、そのエレベーターを見ると…犯人。ニタリと笑いながら『みーつけた』と銃を片手に追いかけて来た。恐怖しかない状況に出口に急ぐがなかなか見つからない。

何とか出口にたどり着くが開かない。避難完了したと思った従業員により閉鎖されてしまった。

建物の中には犯人と僕しか居ない。気分的には某鬼ごっこ番組の気分だ。徐々に追い詰められていく。その時、サイレンの音が近づく。誰か通報したみたいだ。

そして、ドアが開く音。警察官が突入してきた。

ちょっと安心した時、背後から犯人に拘束された。

所謂、人質だ。その状態のまま、出口に向かい。

『この人を助けたいなら、車とお金を用意しろ』

なんとありふれた要求なんだろうと内心ツッコミを入れた。

そして、要求通りに警察官は車とお金を用意した。

解放されると思ったが甘かった。(BADEND)

そこで、目が覚めた。また理由を考えてみた。

少し前に失恋した悲しみが具現化したからだろうと推測される。(当時高校1年の秋)

(この物語は僕が見た夢の物語)

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