応援コメント

第四節:第一次布哇沖海戦(四)」への応援コメント


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    え~とσ(^^;。。。誤字、表記まちがいをいくつか、みつけちゃいましたぁ~♬ってか?<(^_^;)アハハ

    >「敵の対潜警戒は【蒔い】⇒<撒い>たようですね」
    ・・・蒔く=草木のタネをばらまく、作付ける場合の表記。
       撒く=探索・追跡者・手の者を散らす意。追手の追跡を分散させる意ですかね。
    > 「布哇、真珠湾にて、戦争前までは【太平洋艦隊司令長官が座乗している海軍基地に長谷川清達連合艦隊司令部は存在していた。】⇒<米>太平洋艦隊氏<司令部>が<置かれていた>海軍基地・・・」
    ⇒ 原文に違和感あるんですけどぉ~。f(^^;
     太平洋艦隊司令部のあたまに<米(国)>が抜け、<座乗>は艦艇等の施設内に居を置く意味であって、陸上にあっては、拠点を置く・開設する意味で、<置く>でいいのでは?d(・・
     それに、司令部・艦隊長官が居留する場所には<長官旗><大将旗>が国旗とともに掲げられ、居場所を知らせる習わしがありますよ。。。っと。(笑)
     海上に在って艦隊全体の指揮を執る艦のメインマストに将官を掲げ、旗艦であることを表示するように、最高指揮官の在所・ありかを示す旗の掲揚は前線にあっては重要なことかと。d(・・

    *** 閑話休題 ***

    (⌒▽⌒)アハハ! おみごと!
     欺瞞工作に敵方をひっかけ、追跡を絶ったわけですけどぉ~、これって大西洋でドイツの潜水艦が米輸送船団護衛を振り切る際にさんざんやってた手。。。ですよねぇ<(ーー;
     まぁ、米国の目下の主戦場は欧州・大西洋側、欧州戦線への参戦の米国民&議会の同意が得られず、ドイツへの宣戦布告ができず、大西洋上で展開されてるドイツの通商破壊戦により輸送船&護衛警備にあたる艦船が目的地に着くことなくその途中で沈められている最中なはず。
     結果、破竹の電撃戦を展開するドイツ軍の勢いを止められず、欧州半島に在るドイツと敵対する先の大戦の戦勝国は負けが混み、その領土を次々と失い、政権を担っていたものは捕虜、もしくは戦死・行方不明となり、あるいは国外に脱出し、その国の主権を失っている有様・・・。
     つまり、欧州に送り続けている物資の荷受人・代金支払い責任者が行方不明、不在な状況になっているということ。
     米国側からすれば、米大統領による代金代価保証のもと送出されている荷の荷受人が不在となっているうえ、その荷も輸送途中で、喪失している状況にあるということ。
     この状況が続けば、支援を決めた大統領の支持率が落ちるばかりか、代金の肩代わりを大統領本人、政府が行うことになるほか、国債・国税による代価支払いも議会の反対に遭い、頓挫。国民の政府不信に伴う政権交代ばかりか、代金の未払い、商品の補償が受けられないことで、納入業者の経営破綻、倒産が相次ぐことになり、史実である「米国発の世界恐慌」の二の舞を戦争特需景気状況から一転して、前倒して発生させる事態になるかと・・・(笑)
     2ひきめのドジョウを狙った米国政府・企業/資本家にしてみれば、「悪夢の再来」を引き起こすことなる。
     ゆえに、ドイツと同盟関係にあるものを対象に、参戦の口実をづくりに躍起となったわけである。
     当時の中国における主権を握っていたのは清王朝。
     その国内の反乱・敵対分子として、国民党や共産主義勢力の武装集団勢力が存在し、国内テロを引き起こしていたわけですね。
     日本で言う日華事変、これは清王朝下の中国に在る日本人のその身の安全を護ることを名目に軍隊の派遣が行われたもの。
     つまり、戦闘・鎮圧対象は世情を騒がす反政府・反乱分子=国民党&共産主義を掲げる武装集団。d(ーー
     日本国と清国との間には、日清戦争で取りかわした条約関係がある。
     当然、在留邦人の保護に関する取り決めもなされている。
     その在留邦人に危害が及んだ、中国政府も対応しているが、手が足りない状況。

     その一方で、欧州各国。
     先の大戦における戦災復興もなしとげ、経済・産業復興を為したものの、売りさばく国内市場は限られ、また、海外植民地での権益、利益もレンドリース代価の支払い等で減らしている中で、売りさばく市場として注目されたのが、中国という巨大な国土・人口を抱える市場。d(・・
    (インドについては英国が既にがっちりその権益体制を固めて保持しているので、他国の参入利益拡大はほぼ無理?ですかねぇ<(・・;) 
     そして、そのワリを喰ってるのが敗戦国ドイツ。国土の優良都市や地下資源産出地を戦時賠償で戦勝国に奪われ、かつ、過大な戦時賠償金(レンドリース代価を含む)を請求され支払わされている経済破綻し、ハイパーインプレに苦しめられたのは史実が示す通り。)

     WW1以前の段階で軍事力を背景に中国国内に租界という形の植民地を築くことに成功している欧州諸国。
     その租界を通じての中国国内での利益・権益・租界の拡大を謀り、国益を拡大しようとするのは当然の流れ。
     しかし、それを阻むは、中国政府=清王朝。
     外国勢力の圧力要求に対抗する防波堤を支え、踏ん張る中国政府の足元を突き崩し、防波堤に風穴を開け弱体化させたのは、国民党や中国共産主義勢力。
     そんな彼ら反政府勢力を支援したのは、どこあろう、欧米諸国である。
     反政府組織を支援し、自らに都合の悪い政府国家を転覆させ、利益権益を伸張し国益・影響力を増大させようとする勢力。
     義勇団を組織し派遣。武器兵器燃料弾薬を供給支援して、国家政府転覆を推進。
     在留邦人の保護にあたる日本軍と衝突。
     中国政府・清王朝の弱体化は、国内の治安悪化を招き、戦闘行為の続発、海外勢力・軍隊の侵入増大を許し、なし崩し的に実質的な租界の拡大につながる。
     反政府勢力のプロパガンダ&世情の不安定化、無知な学のない国民への扇動が、中国政府・清王朝の倒壊を招き、無政府状態に。
     その中に在って、強固に在留邦人の保護に努めていたのが日本軍。
     その崩壊した清国の皇子をトップに据えて、建国したのが満州国。軍事面を日本軍が担い、日本の傀儡政権国家だと、いまなお言われ続けている国家。
     中国清王朝を自国の権益利益国益のために、崩壊させた欧米諸国が良くいうわ。。。┐(´д`)┌ヤレヤレ

     極東アジアというように、欧州諸国からすりゃ中国や日本のある地は、まさしく地の果て、地球の反対側にあたる地。
     派兵するにも、派遣費用、駐留経費、補修整備拠点などの面から、その規模も限られる。
     その表れが当時の極東に配された欧州からの派遣駐留艦隊の規模。
     欧州諸国が軍隊を派遣し採算がとれる境界線がギリ、インド洋周辺海域まで。
     以東の海域においては、太平洋を挟んで存在する米国に大きく劣る。

     しかし、その米国に在っても、産業経済の中心は東海岸。
     パナマ運河の建設、その運用管理を米国が掌握しなければ、太平洋沿岸周辺における米国の権益は確保しえなかったものと考えられる。
     それだけ、大陸横断鉄道の輸送能力以上に、東西の物流・海上輸送に果たしたパナマ運河の存在は大きい。
     
     そのパナマ運河を開戦初頭で潰し、その補給線の大動脈をぶっ潰し、絶った日本。
     いまだ、サンフランシスコやサンディエゴなどの巨大な軍事基地を抱える米国西海岸。。。そこに残留する米戦力および造船能力は侮れないことを考えるとこの先の展開が愉しみ。
     米国がどのような対日戦略を立てるのか。

     今は、ともかく国内景気浮揚対策。米国政府の失態を米議会が追認、国内景気浮揚に協力するか否か。政権奪取に動くか。
     これまた見ものですけどねぇ(笑)

     実弾飛び交う戦場としては、太平洋における覇権を握るための最短艦隊派遣ルートをどうするのか?
     最短ルート的には、五大湖⇒北極海⇒ベーリング海峡を経て北太平洋へでるとか。延々西回りでインド洋⇒東南アジアと日本軍を追い詰めていくのか。
     なかなか面白いことになりそうではありますねぇ。

     それによって、戦場が変わる。ベーリング海に戦力を集結させ、南下、直接日本列島を叩くとか、いろいろ考えられる。
     作者がどう考え、展開するか。たのしみですねぇ。