第76話 討伐訓練終了
討伐初日を終えて野営準備をする。
テント2つと簡易コンロを設置して、夕食はパンと私がシチューを作ったので、焚き火を囲みながら食事しつつ会話を楽しんだの。
夜の見張りは交代でする事になって、見張りはセレン様→ストラトス→私→カンテラ→スレイン様の順番になったので、休める者は直ぐに就寝したの。
セレン様には伝えてるけど、結界を張ってるので魔物の襲撃はないの。他の3人には見張りの緊張感だけ経験してもらうの。
「レン、見張りの交代だよ。」
ストラトスがテントの外から交代の声を掛けてくれた。
「うん、判った。すぐ行くね!」
テントから出てストラトスと見張りを交代する。
「ストラトス、寝てきて良いよ。」
「いや、少しセレンと話したいからさ」
「ふふっ…駄目だよ?討伐訓練だから見張り交代して寝るのも訓練だからね♪」
「そうか…そうだね(汗)」
「でも、少しだけだよ?(笑)」
10分くらい話をしたらストラトスはテントへ眠りに行ったの。
「カンテラ、交代だよ!」
「了解!」
私が声を掛けると直ぐにカンテラがテントから出てきたので驚いた!
「わっ!」
「悪い…驚かせたな(汗)」
「うん、大丈夫(笑)」
「それじゃ、寝てくるね。」
「あぁ、一番キツイ真ん中をしてくれてありがとうな♪」
「大丈夫だよ!野営経験はベテランだからね。カンテラも見張り頑張ってね♪」
私はテントに戻って眠りに就いたの。
そして、朝を迎えたところで野営は無事に終わったの。朝食を済ませてから討伐訓練を再開して、その日のうちに3つ目のチェックポイントを通過したの。そこからは【気配感知】を覚えてもらう為に森林を進み続けたの。
そして討伐訓練最終日。
3人は無事に気配感知を覚えたの。次の討伐訓練では斥候職としてカンテラには頑張ってもらいたいね!
集合場所へ戻って、3つチェックポイントを通過した証の提出と、討伐した魔物の部位を提出して討伐訓練は終了したの。次回の討伐先はRankCダンジョンになって、討伐した魔物は50体を超えてその中には地竜もいたので、先生達が驚いてたの(汗)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます