第4話 魔力枯渇現象
「セレン、セレン!」
私は、ママの声が聞こえたので目が覚めたの。
「ふわぁ〜ママ……おはよう♪」
「もぅ、セレンったら……まだ朝じゃないのよ?夕食を用意が出来て声を掛けたけど部屋から出て来ないもんだから、心配になって見に来たら倒れるように寝てるんだもん、ママを驚かせないでね(汗)」
「あっ、ゴメンなさい……具合が悪い訳じゃないから安心してね」
「そう、スキル鑑定の儀式で少し落ち込んでたから心配だったけど……本当に大丈夫なのね?」
「うん♪大丈夫だよ。それよりお腹ペコペコ〜」
「まぁ、それは大変ね!直ぐに夕食を食べないとね」
私が〘毎日ガチャ〙を引いた事で魔力5を消費しちゃって、私の持ってる魔力全てを消費したから魔力枯渇現象になって、強制的に寝落ちしちゃったのね……
これからは寝る前に〘毎日ガチャ〙をする様に気を付けないと、毎回ママを心配させちゃうね(汗)
夕食を済ませてからは、ママにお湯に浸けたタオルで身体を拭いて貰ってから部屋に戻ったの。
さっき〘毎日ガチャ〙で引き当てた〘鑑定眼〙を調べる事にしたの。
「じゃあ調べちゃうぞ♪スキル〘鑑定眼〙を鑑定!」
〘鑑定眼〙SRank。あらゆるものを鑑定する事が出来るスキル。鑑定系スキルの中でも最上位スキルである。
これは超大当たりだった。
更に調べると、鑑定系スキルには〘簡易鑑定〙〘物理鑑定〙〘人物鑑定〙等があって、全ての鑑定系スキルが〘鑑定眼〙含まれてるの。この〘鑑定眼〙は100万に1人と言う極稀なスキルらしい。
ただ、このスキルは物凄く貴重な為に〘鑑定眼〙所持者は国の管理下に置かれて、自由に生きる事は許されないみたいなので、絶対に秘密にすると心に決めた。
だって……ママと離れて暮らすなんて嫌だからね。
明日からは、寝る前に〘毎日ガチャ〙を引いて、朝になって目が覚めたら〘鑑定眼〙で確認するという事が、私のルーティンとなったの♪
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