恐怖の感情
僕は恐怖ですが
あなたも逃げるのですか
僕は恐怖ですが
僕は人と話がしたい
僕はなぜか
周りに人がいると
その人たちが
叫んで逃げる
止める暇もなく
僕は恐怖ですが
人と生きていたい
僕は恐怖ですが
何もしてやれない
僕が
歩いていると
いつも通り
皆が逃げる中
男が腰抜けた
僕は恐怖ですが
人を助けたい
僕は恐怖ですが
友好的でいたい
腰が
抜けた男の
背中を押してやり
家が近かったので
応急処置をしてました
僕は恐怖ですが
人と遊んでいたい
僕は恐怖ですが
寂しいのです
その男が
直った後
「いつも出歩いていたのは
寂しかったからか」
そう言ってくれました
僕は恐怖ですが
友達がいます
僕は恐怖ですが
一人には好かれます
僕は一人ではない
恐怖はまやかしで
僕は一人ではない
常には重視すべきことでない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます