週刊誌ライターのつぶやき【不定期更新】

第5回 ジャニーズ問題と枕営業で思うこと

20年ほど前のことです。

飲み会に元ジャニーズの若いイケメンさんがいました。

若気の至りといいますか、当時、ジャニーズの暴露本の噂（読んだことはない）が気になっていて、

「そういうことあったの？」

と訊いたところ、

「あったよ」

とサラッと肯定されました。

芸能界って、枕的なことがある世界なんだな、と思いました。

数年前に呼ばれた業界飲み会では、美人の女優の卵さんと、有名テレビプロデューサーが夜のネオンに消えていく姿を見送りました。

芸能界って、枕的なことがある世界なんだな、と思いました。

しかし、です。

最近、ジャニー喜多川氏の問題が取り上げられ、中田敦彦さんのyoutube大学など色々な情報を見て、ハッとしました。

ジャニーズのは枕じゃない。

児童虐待だ！

女優の卵さんは、なんとしてでものし上がってやる！　という気迫を感じました。

自分の強い意思で、プロデューサーについて行ったのです。

（私が止めても気持ちは変わりませんでした。もちろん成人です）

それと、まだ未熟な十代半ばの少年たちに起こった出来事が、同じであろうはずがありません。

（注射のくだりは知りませんでした。本当に驚きました）

「芸能界だから」でなぜ思考停止していたのか……

年齢のことも想像できず、自分が情けなくなりました。

こんな虐待、どの業界でも根絶しなければいけません。

未成年を守る法整備が急がれます。