第31話
いじられるどころか
リアル未読スルーにもう慣れてしまってて
そっちが逆に疲れないし
っていう頼まれもしない植民地の手のひらの上でレゲトンの舞
そんなこと相談しても理解してくれる
NPOスタッフ誰がいるの?
っていう感じだよほんとに
そうそう クラスって
『班』があるからいいよね
授業とか給食以外でも
班の人から話し掛けられやすかったり
友達増える機会になるしね
孤独になりにくい死ね
一学期とか
周りも緊張したり浮き足立ったり
期待と不安にとまどいながら
っていう雰囲気に
あたしたちB面のシャイな気質も
ごまかされて溶け込んで
どさくさにまぎれて
クラスに馴染む
友達作るチャンスっていうか
デビューっていうか
昨日今日で激変しちゃったら
みんな違和感バリバリでびっくりするけど
春休み明けで内心心臓バクバクに緊張してるけど
ふんばってキャラ変えてみたって
周りもそこまで眉ひそめないんじゃないかな
『あたし実は気軽に声かけられる人なんだよね。春休みに色々あって、近頃雰囲気変わったね~とか言われる』
とか嘘ついてみたって
周りの反応
『ふーん』
くらいで済みそうじゃない?
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