第2話

学校にいるとき

働いてるとき

友達と遊んでるとき

みんなが行動してる時間は

なんだか息苦しくって

周りの生き生きとした輝きに

あたしのモチベーション全部根こそぎ持ってかれる気がして

気持ち悪くなったり

めまいしたり

こころからくる体の不調起きちゃったり

とにかく社会っていうくくりに

モチベーション全部持ってかれる


塾に通ったり

カラオケ行ったり

先輩の部屋にたむろったり

彼氏の話で女子トーク盛り上がったり

同じ年の子たちが

青春を謳歌してる時間に

あたしだけひとりぼっち

ひとりぼっち


自分から動くことがなかなか出来なくて

選択肢も狭まって

『自由という名の孤独』

自由はあるけど

それはいつでも孤独とセット

空想の自分はクラスメイトと一緒に

TikTokの動画みて

大盛り上がりしてる

でも目を開いて見える世界は

その光景に自分はいない


だからあたしは

みんなが寝てる時間がすき

自由にしても孤独を感じることの無い

この静かな時間がすき

1番落ち着くことができる時間


家族が起きて

現実の音が聞こえてくると

あたしは現実を感じてしまう

自由に好きなことしてる

マイペースな女の子じゃなくて

ぼっちで

身動きの取れない自分

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