真由の話

第2話 後輩 山岸真由

セルフレイティングがR15にあたるので、

消してます。



この物語はフィクションであり実在する人物や地名などとはなんの関係もありません。


*******************************************


真由は、由美子の中学時代からの二年下の後輩。


高校時代、由美子と付き合ってから紹介された。


真由は高校1年の中でもずば抜けて可愛いと評判で、校内ではマドンナ的存在だったらしい。


俺は高校1年生から女性を取っ替え引っ替えしていた。


所謂ヤリ◯◯クソ野郎なので、真由とはあまり関わりはなかった。


しかし、真由の方から俺に好意をよせていたみたいだ。


一度、部活で2人きりになることがあった。


真由「あの…………匠先輩、好きです!」


真由が突然、俺に告白した。


匠「マジか、由美子と付き合ってるの知ってんだろ?」


真由「はい、でも好きなんです!ずっと前から……」

真由は涙を浮かべながらそう言った。


真由「由美子さんがいることは分かってます。それでも……私は匠先輩が好き。だから……」


真由は顔を真っ赤にして恥ずかしがりながらも俺を見つめてきた。


その目を見て、俺の中で理性のタガが外れた気がした。


夕陽が刺す中、真由の唇を奪い押し倒した……。


真由は抵抗しなかった、ただ静かに目を瞑って俺を受け入れてくれた。


真由とのキスはとても気持ちよかった……。


真由は、大人っぽい色気のある少女で、体も小柄だが出るところが出ている。


真由を自分のものにしたい、そんな感情に駆られた……。


匠「由美子が…」


俺は一様由美子の事を遠慮がちに言ってみた。


真由「いいです」


真由の答えを聞いて俺の中でなにかが変わったような気がした。


****************************************************

削除

****************************************************


匠は、コンドームの始末をしながら、テッシュを真由の股に持っていき軽く拭き取った。


真由は、少しよろめいてしまったので匠は抱き寄せて耳元で囁いた。


匠「保健室行っとく?」


真由「いえ……家に帰れば……」


匠「じゃ帰ろうか?」


真由「はい……」


真由は俺の腕にしがみつくようにして教室を出た。


校舎を出ると外は薄暗くなっていた。


そこに部活から帰る、奈津子と由美子に会った。


由美子「匠君?別教室で練習してたのね?今帰り?」


匠「そうだよ、由美子は奈津子先輩と練習だったのか?」


由美子「そう、ちょっと休憩してたら先生に呼び出されてね……」


匠「そうなんだ。」


真由「先輩、お疲れ様です、今日はありがとうございました。私はこれで失礼します。」


真由は匠の彼女由美子に会釈をして駅の方へ走り去った。


匠は、真由を見送るように立ち止まっていた。


由美子「私たちも帰ろ?荷物持ってくる、奈津子か先に帰っていて。」


由美子は教室に荷物を置いといていて取りに行った。


奈津子「ねえ?今までやってたの?」


匠は、無言で答えずにいたが奈津子の視線が気になり振り向くとジト目で匠のことを見ていた。


奈津子と匠は由美子の先輩で、いわゆるセフレである。


匠「なんのことかな?」


奈津子はため息をついた。


奈津子「はぁー、別にどうでもいいけどさ、気をつけなよ、バレないと思うけど。じゃ私も行くね。おつかれさま。」


匠「はい、奈津子さんも頑張ってください。それでは、さよなら。」


奈津子は駅の方に歩いて行った。


匠は、由美子が来ると家に帰って行く。


*******************************************

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る