ナポリタン:紙の書籍と電子書籍
ナポリタンといえばイタリア(嘘八百)、イタリアといえばエーコ、エーコといえばということで、晩年の作品タイトルから思いついたことを。ちなみに実はまだ読んでいない。
私はアマゾンが日本でキンドルを発売したときからの電子書籍ユーザである。
家にいながら、そしてほとんど待つことなく、自分の望む娯楽が手元に届くというSF的な世界、本当に感動したものだ。
それに家を出るときにいちいち読むものを見繕っていく必要もない。
リーダさえカバンに放り込んでおけば、いついかなるときでも読むものがないなんてことはない。
さらば電車の中吊り広告。さらば隣のおっちゃんのスポーツ新聞。さらば前のお姉さんの耽美小説。
紙の手触りがと言われても、それを置いておく場所にこまるうさぎ小屋住まいだ。そもそも本を売るということができない性格なので、本は増えていく一方である。それなのに本を置く場所は一向に増えない。
渡部昇一が『知的生活の方法』で書いていた図書館住まいというのにはあこがれたが、それができるわけでもないし、こだわりの書斎をつくるような余裕もない。
電子書籍は貧乏人の味方である。
そんな電子書籍の弱点が1つだけあった。
積ん読が可視化されにくいことである。
紙の書籍と異なり、積ん読本は私に圧力をかけてこない。
そして、私は気がつけば漫画まで積ん読するようになるのだ。
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