第12話
演奏会当日
緊張しながら本番を迎えた。
咲「大丈夫!ジャス○ンとアラ○ンみたいに楽しもうぜ!」
どうにでもなれと演奏を始めた。
結果は緊張して自分だけグダグダになってしまった。
部室に2人で残りお疲れ会を行うことになった。
風磨「ごめんな、俺のせいで」
咲「なんであやまるの?楽しかったからいいじゃん!まだ私達1年なんだからいっぱい失敗したらいいんだよ」
風磨「なんか悔しくてさ、自分が情けないんだよ」
思わず涙が出てしまった。
人にこんなに感情を見せたのは初めてだった。
咲「こんな時に言うのはあってるのかわかんないだけど私とお付き合いしてくれませんか?もうちょっと時間をかけたがいいんだろうけど君へのかわいいが溢れてしまったよ!」
風磨「??????」
風磨「何?お付き合い?どつきあい?どっちだ?てか俺がかわいい?そんなことある?わからないわからない」
パニックに陥ってしまった。
咲「だから私の彼氏になってくれませんか?」
風磨「俺が女子に告白された!?えっ!?どうしたらいいの!?夢だよね?車道に飛び出して大型トラックに轢かれたらリアルに戻るかな?」
咲「あのー結構勇気を出した感じなのでお返事もらえますか?」
風磨「俺なんかで大丈夫ですか?後悔しますよ?」
咲「後悔しません!彼女にしてくれますか?」
風磨「不束者ですがよろしくお願いします。」
こうして付き合うことになった。
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