第4話

咲「珍しいね!君からお誘いなんて!なんだいなんだい?何かいいことでもあったのかい?」

私は何気ない様子で質問をした。

私「あいつのどこが好きになったんだ?」

すると咲は言った

咲「優しい所かな?後はあたしを好きだって初めて言ってくれた!あたしなんかをだよ?この人ならあたしを幸せにしてくれると思ったんだ!」

なるほど、俺は咲に一度も好きだと伝えてなかったな…

後悔先に立たずとはこのことか…

咲「私も応援するから早く彼女つくりなよ?大丈夫!女なんか星の数ほどいるんだからさ!きっといい人ができるよ!」

咲の言葉が突き刺さる

私は咲がいいのだ…

今になってわかった、あたりまえをあたりまえにしてはいけなかったんだと…

言葉にしなくても伝わることなんてありはしないのだと…

抑えきれない想いが爆発してしまう。

私「私は咲が好きだ!あんな奴に盗られるなんて嫌だ!私じゃダメか?」

私は気がつくと口に出していた。

咲「ありがとう…もっと早く聞きたかったな…ごめんね…」

この言葉を聞いて私はその場から逃げ出した。




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