第3話

飯の味も何を話したのかもまったく覚えていない…

ただひたすらになんで私じゃないんだと自問自答を続けた。

食事会が終わりモヤモヤした気持ちだけが残っていた。

落ち込んでいると親友の丸山から呑まないかと誘いが来ていた。

これは好都合と私は丸山の誘いを受けた。

丸山「おっすおっすおーす!」

相変わらずうるさいヤツだが今の私には心地よかった。

咲のことを愚痴るつもりは無かったが酒が入り、つい喋っていた

私「意味がわからない!裏切りだ!俺だけが独りよがりしてたってことかよ!」愚痴が止まらない。

丸山「珍しくヤケ酒だねお兄さん!でもさ咲ちゃんに彼氏さんのどこが好きとかきいてないんでしょ?自分に劣るとこないんだったら咲ちゃんの好きなとこを伸ばせば咲ちゃんの気持ちもお兄さんに向くかもよ?」

なるほど一理あるのかもしれない…

惚気を聞くことになるかもしれないが聞き出すしかない!

これも咲を取り戻すためだ!

私は再び咲に連絡をとった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る