宴という地獄は早々に



「では、突然な訪問者に乾杯!」



「乾杯!」



皆で質素な食事を囲む、エダは既に酒で酔って寝てしまっていた。


(幸い、ミルクがあって良かったー!)




「ところで、森の守り人って・・どんな方なんですか?」



「そりゃあ凄く格好良い金髪碧眼の男性エルフで、魔法も得意なのですよ!」



ドワーフの少女が話すと、そばに居た男性達がしらけた顔をする。



「まぁ守り人に森を守ってる恩は有るが、お前は見た目で他種族を判断しすぎだ」




そんな時。


「なんか、一発芸して下さいよ!」



エダ、お前!

酔い冷めるの早すぎ!!


一発芸とか、何か恨みとか。

あったりする!?



「早くー!」


「スベるの、怖いんですか?」



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