第35話 否応なしにつぼタイム
今日はクラスの発表会だ。
いままで班ごとにコンピューターなり図書館なりでしらべてきた関心があるものについて調べてきた事を発表するという時間だ。
僕らの出番となり前に出る。
心臓は緊張で若干はやくなっていた。
「えー僕らが調べてきたことは地球の環境汚染についてです。年々環境問題は深刻になっており…ップ、さまざまな影響を…プおよぼしプププ。」
高山がなぜか笑っている。
意味もなく笑っている。
それにつられておれもなぜか笑いがこみあげてくる。
「酸性雨に…ップ!河川や湖沼が酸性化してブー!」
高山がわきばらをつついてくる。
おれも高山の脇腹をつつきかえす。
いたい!みんなの目線がいたい!
みてるみんなはしーんとした冷めた目で僕たちを見てる。
最後のほうではほぼ爆笑にかわっていた。
「オゾンぎゃー!オゾンホールッブゥゥゥゥゥゥゥ!!フロン…ぎゃはははは!」
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