主人公のアラン君は最強の血族にも関わらず追放されてしまいます。
でも心を預けられる臣下もいるし、お金だってたくさんあります。
そのため陰鬱とは程遠い雰囲気からこの物語は始まります。
道中では様々なピンチに見舞われますが、アラン君は最強のバンパイアなので大体どうにかなります。
途中ではエナジーを吸い取って眷属にしちゃったり、容赦なく人が死んでいく場面もあります。
にも関わらずそれを暗い気持ちではなく、そうなんだと平然と受け入れられてしまうのは、物語の視点主であるアラン君の素質によるものでしょう。
バンパイアが登場するお話を読みたい方にはぜひどうでしょうか。