第十八話、これからどうするにゃ?
王女様とミーナの許に戻ると、案の定二人に
うん、ごめん。
「と、ところで。これからどうするにゃ?行くあてはあるのかにゃ?」
流石にいたたまれなくなった僕は話しを露骨に
まあ、恐らくは
いや、本当にごめんって……
「まあ、ダムを
「それは、どうして?」
カルロの言葉に、王女様は
「うにゃ、僕もその意見に
「っ、そうね。確かにその意見ももっともだわ……」
「じゃ、じゃあ!これから本当にどうするつもりなの?私達、行くあてなんて何処にも無いよ?」
「にゃ、其処は僕に
僕の言葉に、カルロ達は僕の方を向いた。
僕でも、
「……何か考えがあるのか?」
「うにゃ、此処から更に
「ダムの、故郷?」
「うにゃ、一人で村を飛び出した手前断られる
僕の言葉に、全員が考え込む
どうやら
やがて、王女様が真っ直ぐ僕を見て聞いてきた。
「ねえ、ダムの故郷に行くとして其処は本当に
「
「……分かりました。私は
「わ、私も。ダムがそう言うなら賛成するよ」
最後に、カルロが
だが、やがて苦笑を浮かべて縦に
「分かった。俺もそれに賛成しよう。行くぞ、ダムの故郷へ」
そうして、僕達はケットシー族の村へと向かう事になった。
正直、この作戦が上手くはまるかどうかなんて
友達の為に。そう
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