夏祭り残した吾子のりんご飴

夏祭り残した吾子あこのりんご飴






今日は楽しい夏祭り

綺麗な着物 おめかしをして

綿あめ 射的 りんご飴

私と母は手つなぎ歩いた


今宵は素敵な夏祭り

狐のお面 頭に付けて

食べきれなかった りんご飴

毎年ねと私達は笑った


今日は人の集まる日

丁寧に丁寧に 化粧して

白色の着物 流れる涙

遠くでお囃子 笛の音


今宵も開かれた夏祭り

思い出の中 りんご飴





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る