宋洽 中山守将
宋洽の四子、
隱叔父洽,為慕容垂尚書。太祖之圍中山也,洽率所領專守北圍。當洽所統,官軍多被傷殺,太祖特深忿恨。及城平,遂殺之。子順、訓並下腐刑。
洽第四子宣,字道茂,時年數歲,親人竊逃以免。後與范陽盧玄、勃海高允及從子愔俱被徵,拜中書博士。尋兼散騎常侍,使劉義隆。加冠軍將軍,賜爵中都侯,領中書侍郎,行司隸校尉。真君七年卒,贈司隸,諡簡侯。
(魏書33-2)
宋洽は拓跋珪の後燕攻めに際し、拓跋珪の手を大いに焼かせた、として殺されているわけですね。宋順、宋訓のその後とかも気になります。彼らに字輩が掛かってるのとかも興味深いところ。しかしこんな断片的情報見せられても「うーん拓跋珪くんの八つ当たりこわっ☆」くらいしか思えんとですわね……そして宋宣のプロフィールが数奇すぎる。ちなみに盧玄高允と言えば拓跋燾期後期の中核的人物だったりするわけです。この辺から見ても宋氏という家門がどれだけ重いものだったかが伺われます。
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