第8話 金太郎の掛軸の話
桃太郎の話の次は、金太郎の話
実家にある掛軸なんだが、破れ傘を被った山姥が金太郎の手を引いている図…
曽祖父の形見分けの時、祖父が家も畑も取らずにこの掛軸だけを相続したという
掛軸には、銘も落款も無い
伯母によると、「長沢蘆雪が厳島神社に奉納された『山姥図』の習作として描いたが、金太郎の肌の赤色が気に入らなかったので、銘や落款を入れなかった」との事。
本当かなぁ?
なんとなくだけど、「祖父がハワイで働いて稼いだお金の仕送りで小金持ちになっていた曽祖父が、骨董屋の口車にのせられて購入した」というパターンのような気がする…
「なんでも鑑定団」にでも応募してみるかねー
余談ですが、
嫁さんとのデートの時にしたネタ話
桃太郎は「桃から産まれて鬼ヶ島へ鬼退治に行った人」、
浦島太郎は「亀を助けて竜宮城へ行った人」、
では、金太郎は何した人?
「マサカリ担いで、熊と相撲をとった人」では不正解かな…
答えは、
「源頼光というお侍さんにスカウトされて、大江山へ鬼退治に行った人」
でした。
広島や島根だと、神楽の演目に「大江山」があるので、神楽好きなら常識問題だったかも
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