設定集のようなもの

淡雪

第1話宝君の話

 高校生の公原望キミハラボウの中には、一人の人格者がいる。


 彼は時折望ボウの体を借りては、外界の出来事を楽しんでいた。


 ある日、彼は自分が自分の意思でないにも拘わらず、外界にいることに気付く。


 普段もこんなことがあったから、きっと今回も“ちょっとした嫌なことがあって、深層心理(内なる世界)へ逃げたのだろうと考えた彼は、そのまま外界を楽しむことに。


 しかし、1日・3日と待てども、ボウの意識?は戻らず……


 流石の彼も困惑して、友人の縹宝ハナダタカラに相談する。


※場所は釣り場でも、喫茶店でも良い。

※喫茶店なら(出来るなら)ハシタ町にある喫茶店が望ましい。


 しかし、何も解決しないまま、時が過ぎていく。

 

 苛つきながらどうすることも出来ない彼が感じたこと。


 それは、探していたボウ意識ケハイと、別の人物の気配だった。


 彼は、宝に悟られぬよう、表情を消したまま立ち上がり、そのまま2つの気配を追う。


※何かアクションが欲しい。

お金を置いて行くとか。

兎に角、気持ちは冷静のままにする。


 行き着いた先には、倒れているボウと、見知らぬ人物が立っていた。


 見知らぬ人物はいう。


 本当の意味で、彼を助けたければ、あなたがボウの体から出ていけばいいと。


 “今現在、体がなくても生きられる?のだから、出ていっても何ら問題はないですよね?”


 そう問われた彼は、複雑な感情を抑えることで精一杯で、答えることが出来ない。


 その窮地を救ったのは、宝の大親友にして、お釈迦様の脇侍を務める普賢菩薩だった。


 ※普賢菩薩は、とある極秘プロジェクトを任されている。

 彼には悟られても、宝には悟られぬようにしなければならない。


“あなたはこのプロジェクトに関わっていないですよね?”


 普賢菩薩は、目の前に立ちハダカる人物に声をかける。


 目の前にいたのは、昔彼と共に修行に明け暮れた人物だった。


※昔書いたお話に出てくる人物を使うこと。

バトルは正直いらない。

上手く表現できないから。


令和5(2023)年5月7日5:40~6:35作成




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