願いの叶え方
PROJECT:DATE 公式
溝
寧々「ふう。」
バイトの休憩中、ほっと息をつく。
1人の休憩時間は誰とも
話すことはできないけれど、
誰とも話す必要がなくて
少しばかり安心した。
最近は変化ばかりで
疲れていた部分もある。
特に…
こころ「お疲れ様でーす!」
寧々「お疲れ様です。」
こころ「あ、寧々さん休憩だったんだ。」
誰かいると思って
挨拶して入ったわけではないらしく、
癖のままに声を出していたようだった。
身長の高い三門さんは
私を見ては苦笑いをする。
それが何故なのかは、
何となくだけど予想はついていた。
寧々「はい。三門さんは5時からの入りですか」
こころ「うん、そうなんだ。今日って退勤時間一緒だったよね?」
寧々「確かそうですね。」
こころ「そしたらそしたら!バイト終わった後、カフェに行こうよ!」
三門さんはずい、と体を寄せて
手を握るかと思うほどの勢いで近づいてきた。
私は一歩引くことも叶わず
ただ上を向いてにこにこと微笑む。
寧々「夜にカフェって開いてますかね。」
こころ「最近は11時までやってるところもあるよ!僕の奢りで、ね?」
寧々「でも…」
こころ「お願い!この通り!」
三門さんは頭を下げて、
手を合わせて言った。
何故ここまで必死になるのか、
私は未だにわからないままでいる。
ふう、と長く息を吐いてから
腹を括って口を開いた。
寧々「仕方ないですね。いいですよ。」
こころ「え、ほんと!?やった!」
小さくジャンプをしながら
口元を隠して喜んでいた。
相当嬉しいらしい。
私はまだ微笑むことしかできない。
こころ「じゃあ僕、着替えてくる!」
そう言うと、跳ねるようにして
歩きながら更衣室へと向かった。
その背を眺めながら、
またひとつため息を漏らす。
寧々「…名前呼びもタメ口も、慣れないものですね。」
いくら息を吐いても吐き足りない。
心の中に溜まった違和感と鬱憤は
晴れることはなかった。
°°°°°
こころ『もしもし、寧々さん?僕のこと、覚えてるよね…?』
寧々「えっと…三門さん…ですよね?急に電話されるなんてどうしたんですか?」
こころ『えっ…。』
寧々「え?」
こころ『僕のことはこころっていつも呼ぶじゃん。何で…?』
寧々「いえ、前々から三門さんとしか呼んだことはないはずですよ?それに、自分で言うのもなんですが…そんな親しく話すような仲でもなかったですよね?」
こころ『…っ!』
三門さんが息を呑む音が
電話越しでも聞こえてきた。
むせてしまわないか心配だったけれど、
それほどではなかったようだ。
暫く間を空けてから
口を開くのがわかった。
こころ『…よく一緒に帰ってたじゃん。…嘘つかなくていいよ。エイプリルフールは先月だって…。じゃあ、僕たちの秘密のことは?それも…忘れたの…?』
寧々「秘密…というのは、三門さんがバイトを始める時にみなさんにお伝えしていたあれのことですか?」
こころ『そう、そうだよ。けど、それだけじゃなくって、色々なことを…っ。』
寧々「…ごめんなさい、誰かと間違えているんじゃないでしょうか。」
こころ『……じゃあ、寧々さんは今誰と仲がいいの。バイト先でも学校でもいい。誰といるの。』
寧々「分からないと思いますが、篠田さんという方とよく一緒にいますよ。」
こころ『そんな…澪さんとはそんなに仲良くないんじゃなかったの…?』
寧々「親しくない時は当たり前ながらありましたが、仲が悪い時はなかったと思います。学校に通うようになってからずっと一緒にいる大切な友達なんです。」
こころ『ずっと一緒にいるってどういうこと?』
寧々「ん…?そのままの意味ですが…。」
こころ『今ね、澪さんもいるの。』
寧々「え、三門さんと澪が?」
どうしてその2人が
会っているのだろうと、
不思議な組み合わせだなと
思ったことは確かだった。
それと同時に、違和感が膨れ上がって
いるのが嫌でもわかってゆく。
こころ『…少し…話す?』
寧々「いいんですか?そうしましたら、お願いします。」
そして僅かな時間が経る。
次に、風の音が耳に届いた。
聞こえてこない人の声。
不安だったのだろう、
思わず先に声を上げていた。
寧々「もしもし、聞こえてますか?」
こころ『うん、聞こえてるよ…。』
寧々「よかった。澪もそこにいるんですか?」
澪がいるのであれば、
きっとこの違和感の正体も
教えてくれるはず。
もし分からなくとも、
相談に乗ってくれるに違いない。
バイトの名前だけは知ってるような人が
急に電話をしてきて、
しかも私と何度も話したかのような
口ぶりで詰め寄ってくるんです。
どうしたらいいかな、なんて
笑いながら言って。
その話をするのは、
何とでもない昼休みに
お弁当を持ち寄りながらでも
いいかもしれない。
そんなところまで考えた時だった。
寧々「言ってあげてください。私と澪は去年から仲良くして」
澪『その呼び方、今すぐに辞めんね。』
その声は酷く鋭くて、
氷のように冷たかった。
聞いたことのないほど暗く、
私の知る澪の声ではなかった。
私と仲良くしていた澪の声でないことは
明らかだったのだ。
澪『虫唾が走ると。』
寧々「え…?何で、急に…」
澪『切って。』
こころ『…でも』
澪『いいから電話切って。』
寧々「待って。」
その言葉を言い切る前にぷつりと
線が切れる音を聞いた。
そっとスマホを耳から離す。
寧々「…澪……。」
澪は嫌がっていた。
虫唾が走ると言った。
私は、私は大切な友達を
失ったのだと悟るほかなかった。
°°°°°
数日前から、私の世界は
一気に変わってしまった。
否、先月から時々おかしい時はあったのだ。
数日間にわたって
冷たい澪になった時があった。
普段ストレートな髪の毛を
わざわざ巻いてきて、
メガネをせずコンタクトをつけていて、
私の知る澪とは大違い。
クラスのみんなもざわついて
流石に先生も変なものを
見るような目で見ていたっけ。
けれど、澪は気にすることがなかった。
むしろ周囲の方がおかしいと
言わんばかりの目つきを
していたのを覚えている。
そして、私が話しかけに行こうものなら
睨んでどこかに行ってしまう始末。
好んで一匹狼になりにいっているようで
心配になって後を追っても
罵倒されるだけだった。
流石に周りの子達も私のことを
不憫に思ったらしく
段々と肩を持つようになってくれた。
しかし、数日前からは
先月とも変わった状況になった。
クラスでは澪は私といないのが当たり前で、
私は別の子と一緒に過ごしていたらしい。
5人グループの中の1人のようで、
澪の元に行こうとするものなら
皆が一斉にして止めに入った。
澪は、別の人とよく一緒にいるようだった。
笑い方も幼い感じではなく、
大人びた雰囲気を纏っている。
足を組むと、折ったスカートが目に入る。
澪はそんなことを
するような人じゃなかった。
なのに…。
寧々「…迷子になった気分。」
もう一度水筒の蓋を開け
思い切り飲み物を含んでから
仕事に戻るのだった。
***
こころ「ごめーん寧々さん、待たせたよね?」
寧々「少しなので大丈夫です。」
こころ「よかったぁ…早めに帰せるように頑張るからね!」
三門さんはバイトが終わると
決まって化粧直しをしていた。
周りのきゃぴきゃぴとした方々と
よくつるんでいるのも知ってはいた。
実際待ってみれば、
そんなに長くはなくて、
多少びっくりしている自分がいる。
今日ばかりは急いで
化粧直しをしたのかもしれない。
三門さんの肌は誰もが
羨むくらいには綺麗だった。
こころ「あ、ここのカフェどう?あと30分くらいしかやってないけど、席は空いてるよ。」
寧々「三門さんにお任せします。」
こころ「よおし、じゃあここにしようか。」
三門さんはこういった場所に
慣れているのだろう、
席をとったあとすぐに折りたたみ式の
小さな財布を持って
レジの元へと向かった。
私はたまたま目に入ったカフェオレを、
三門さんは難解な呪文のようなものを
口にして頼んだ。
本当に全て奢りでいいらしく、
私が鞄から財布を取ろうとすると
ウインクをされた。
多分、私は何もしないでという
合図なのだと思う。
そっと手を動かすのをやめて
店員さんが飲み物を作り終えるのを待った。
席に座って、私か、もしくは
周囲の環境がおかしいという
話について聞かれると思った。
しかし、三門さんはスマホを
取り出したかと思えば
「この服可愛くない?」と
共感を求めてきた。
ぼうっとしていると、
次々と服を見せられた。
基本はリボンやフリルが付いていて、
白と黒、それからピンク色のものが多い。
寧々「青や緑は好きじゃないんですか?」
こころ「うーん、淡い色なら好きなんだけど、原色系はかっこいいの方がかっちゃってあんまり。」
寧々「そうなんですね。かっこいいのも似合いそうですけど。」
こころ「僕は可愛いを追求したいの!だからアクセサリーならまだしも、服はあまり持ってないんだ。」
寧々「こだわりが強いんですね。」
こころ「じゃなきゃどこを出かけるにしてもこんな格好しないよ。」
そう言って今日着ていた短く
細かいフリルのついた黒いスカートを
ひらひらとさせた。
確かに、ぱっと見だと
地雷系と言えばいいのか、
なかなかに近づきにくい見た目はしている。
私も三門さんから近づいてこなければ
仲良くはなっていなかったわけだし。
…そこで不意に疑問に思う。
三門さんは私と仲がいいような
雰囲気で話していたけど、
それは一体誰と間違えていたのだろう。
もし本当に私だったとして、
私が何か忘れているとして、
その時はどちらから声をかけたのだろう。
どうやって仲良くなったのだろう?
こころ「あとあと、大問題がもう1つ!」
寧々「なんです?」
こころ「高いヒールが履けないの!」
寧々「ああ…身長ですか。」
こころ「そう!だって僕、175cmもあるの。5cmのヒール履いただけで180cm突破だよ。そんなの可愛いよりもかっこいいになっちゃうじゃん!ありえないくらい分厚い厚底のヒール履きたい。」
寧々「どの辺りなら妥協できるんですか?」
こころ「本当は160cmくらいなんだけど、身長ばかりは縮めることができないし…5cmヒールまでかなあ。」
寧々「苦労してるんですね。」
こころ「あはは、そりゃあ見ての通りかな。」
三門さんは乾いた笑い声を上げながら
静かにそう言った。
いつからだろう。
お客さんは私たちだけになっていた。
三門さんの悲壮感漂う目が
一瞬私の目に映る。
気づかないふりをすることしかできず、
自分の発言の無責任さに
反省するほかなかった。
カフェを出ては一緒に電車に乗る。
今日の今日まで、帰りの方向が
一緒ということすら知らなかった。
三門さんの隣に座ると、
身長があるからだろうか、
圧迫感があるように思えた。
知り合いの人と隣に座るなんて
澪と以外はほぼしてこなかったからだろう。
いつもとは違う人の感触に
慣れない自分がいた。
電車に乗っている間も
服の話やコスメの話、
少しそれでも有名なストリーマーの話など
話題は無限かと思うほど湧いて出てきた。
流行のものに興味を持っているようで、
「新発売や期間限定に弱い」と
自負しているのだった。
会話は何故か途切れることなく
私の最寄駅にまで辿り着く。
慣性の法則とやらが
あったななんて思いながら
ブレーキの動きに身を委ねる。
車掌のアナウンスが聞こえ、
ドアが開くのが見えた。
寧々「それでは、お疲れ様でした。」
三門さんとここまで長く過ごしたのは
初めてで新鮮ではあったが、
あくまでビジネスパートナーの域を
超えそうにないような挨拶の仕方だった。
しかし、私と違って
三門さんは満面の笑みで
一緒に席を立ったのだ。
こころ「少しだけ寧々さんのこと送っていこうかな。」
寧々「え?」
こころ「ほうらほら!早くしないと降り損ねちゃうよー!」
押されるがままに電車から降りる。
少ししてぷしゅうと音が鳴り、
ゆっくりと扉は閉まっていった。
寧々「…家はこの近くなんですか?」
こころ「終電逃さなきゃ平気!」
寧々「答えになってませんけど。」
こころ「まあまあ。大丈夫ってこと!」
寧々「はあ…それならいいんですけど…。」
こころ「遅くなっちゃったしね。途中まで送ってくよ。」
寧々「すぐ近くなので必要ないです。」
こころ「そんなこと言わないでさぁ。ほら、さっき甘いもの飲んじゃったし、運動運動!」
何を言っても聞く気はないのだろう、
諦めて改札から出ると
当たり前のように三門さんもついてきた。
本当に送ってから帰るつもりらしい。
私の家までは近いけれど、
住所を知られるのも癪だし
あえてぐるぐると回ることにしよう。
そもそも、三門さんが何故
私に近づいてきたかも不明瞭。
何の目的があるのか知らずに
個人情報をバラしたくはなかった。
お兄ちゃんなら、そんなことはしない。
寧々「じゃあ、こっちです。」
こころ「はあい。」
三門さんは笑顔のまま手を上げて
返事をしていた。
私はそのどれもを
信じることができていなかった。
何分、何十分歩いただろう。
何回も道を曲がったせいで、
見たことのない地域にまで
足を運んでいるようだった。
マップを開けば、思ったよりも
離れていないことがわかり安心する。
私の知らない世界が広がっていて
不思議な気持ちが染み渡っていった。
こころ「…。」
寧々「…。」
こころ「…。」
寧々「…。」
こころ「ねぇ、寧々さん。」
寧々「はい?」
こころ「これ、敢えて帰ってないんだよね?」
流石に疑問を感じたらしく、
立ち止まって私に問うていた。
数歩歩き、足音がなくなったのを察知して
そっと私も足を止める。
三門さんは困ったような、
しかしその中でも笑おうとしているような
感情の混ざった顔をしていた。
寧々「そうです。」
こころ「あはは。そんなことないですよ、とも言わないんだ。」
寧々「はい。嘘をついたってこの状況なら意味がありませんし。」
こころ「…僕、邪魔だったかな。」
寧々「邪魔とまでは言いませんが、私に近づいてくる理由がわからないんです。何か犯罪の計画でも企てているんじゃないかと思ったら怖くって。」
本当に怖がっているかのように
肩を抱き抱えた。
震えるところまで演技が
できたらよかったのだけど、
三門さん相手には震えることはできなかった。
三門さんは相変わらず
感情の混ざった顔をしていた。
しかし最後には頭を軽く振って、
これでもないほどの笑顔を
私に向けてくれた。
こころ「寧々さん。」
寧々「はい。何でしょう。」
こころ「僕のこと、信用してくれてありがとう。」
寧々「……え?」
こころ「だって、人気のないところばかり歩いてたじゃん。それって、僕が何もしないってどこかで信用してくれてたからそうしたんでしょ?」
寧々「…信用なんて出来ないから、外をー」
こころ「本当に信用ならなくて、怖くてたまらなかったら警察に突き出すだろうし、そうでなくとも
もっと明るい場所を歩いてたはずだよ。」
何を言っているんだろう。
すぐに理解することはできず、
足を止めたまま三門さんを見やる。
三門さんはゆっくりと背を向けて、
そして顔だけ振り返って言った。
こころ「だから、ありがと、寧々さん。気をつけて帰ってね。」
最後の言葉がお疲れ様ではないのは
酷く久しぶりだったと思う。
バイト先でそこそこ話す人はいれど
帰り道を共にするような人はいなかった。
初めてだった。
こんなところまでついてこられたのは。
徐々に小さくなる背中を、
大きかったはずのあの背中を眺める。
やがて角を曲がり、
見えなくなってからようやく
体は動かせるようになっていった。
寧々「…変な人。」
私も人のことは言えないか、と
少しばかり肩を縮める。
今日はいつも以上に
帰るのが遅くなってしまった。
今後のことを何も考えていなかったな。
寧々「…あーあ…。」
帰ったら絶対に怒られる。
今日は変則的で最悪な日だ。
寧々「…帰りたくないな。」
ほろ、と言葉が地面に染みた。
雨は降っていないはずなのに、
夜の地面はじっとりと
しているように見えた。
***
薄暗いアパートの一室に
鍵を差し込みゆっくりと回す。
こっそりと入ろうと思っても
どうしてもガチリと大きな音が
アパート全体を揺らすのだった。
寧々「……ただいま…。」
お母さんの声がしない。
眠ってくれているならいいのだがと
思ったのも束の間。
こちらに向かって缶が
投げつけられてくるのが見えた。
慌てて手で顔を隠し
思い切り目を瞑る。
手にあたってはからんからんと
大きな音を立てた。
何度も跳ねる缶が目に入る。
お母さん「こんな時間まで何してたのよっ!」
寧々「…ご、めんなさい…。」
お母さん「家を出る時に言った時間と全然違うじゃない。」
寧々「その…。」
お母さん「何してたのよ。」
寧々「……散歩、を…」
お母さん「馬鹿なことばかりして。だからあんたはこんなこともできないのよ!」
こんなこと、が何を指しているのか
わからないのはいつものこと。
きっと料理か、洗濯か、掃除かの
何かしらではあるんだろう。
お酒を飲んでいる時はいつもそう。
お兄ちゃんのことを思っては
泣いて喚いて怒って怒鳴る。
その度に「お前が死ねばよかった」と
口にされるのだ。
投げつけられた缶は中身が入っていなくて
本当によかった。
今この時間から片付けまでしろ
なんて言われたら
たまったもんじゃない。
…とは言え、もし本当にそうなったら
するんだろうけどね。
お母さん「佑が生きていれば今更こんなことになっていなかったのに。」
それは、私もそう思うよ。
お兄ちゃんがいればお母さんは
幸せだったんだから。
お母さん「どうしてあの子が…あぁ…。」
泣くくらいなら、
お兄ちゃんに向かって
手を合わせればいいのに。
お母さん「何ぼけっと突っ立ってるのよっ!」
そうしてるくらいなら掃除しなさい。
そう言ってまた缶を投げつけられる。
また空き缶だった。
一体今日はどれほど飲んだのだろう。
これだって、私の日常だ。
学校やバイトの環境ではなく、
家の環境が変わっていればよかったのに。
寧々「………ごめんなさい…。」
あーあ。
いつだって不平等だ。
どれほど願っても叶わない。
弱者には救いのない世界なんだ。
空き缶を拾い、
くしゃくしゃに歪ませながら
後悔とも違う何かを
感じることしかできなかった。
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