2 事件が起こる


 そう今日は何かが違った



「今日は何かわからないけど嫌な予感がする」

「私もなんだか変な感じがする」

「何かわからないけど放課後師匠に聞いてみよう」

「うん。何もないに越したことはないけど一応用心しておこう」



 その後……


「お…雨が降りそうだな」


 放課後


 午前中は晴れていたというのに、午後になるとみるみるうちに暗雲が立ち込めていく。


 雨が降り始め、ついには雷も鳴り始めてしまった。


「濡れるのは面倒だ。早く道場にいこう」

 いつもより早いペースで向かう匠たち。


 しかし不運なことに雷が匠の上に………


 けれども匠たちは慌てることはなかった。

 なんと匠は雷さえも容易に避けてしまった。


 でもなぜか匠にばかり雷が落ちる。

 それもたくさん。


 なぜなのだろう


 すると声が聞こえてきた。


『おい避けるなよ。ふざけるなよ小僧』



(小僧?もしかして俺に言ってるのか?誰だこんなこと言ってるやつは‼️)


「上か?」


そして少し時空のズレた違う場所では


神がゲームをしていた。


テレビの前でマイコンを持ち叫んでいる。それはまさにゲーム廃人の慣れ果てのようだが、姿形はまさに神と呼べる物だった。

さらにオーラも出ていたが、ゲームのせいで全てが台無しであった。

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