　半年前、ほとんど未経験だけど昔から大好きだった脱出ゲームを作りたいと強く思った。20代のうちに作り上げたい──ゲームアプリ開発はしておかないと、自分の寿命がいつか尽きる時にきっと後悔するだろう。興味があるならやっておけば良かった・・・なんて死に際に言いたくないから完成させた。

　そして2023年11月、ついにアプリが承認され、「作品名(脱出ゲーム Strange Space), デベロッパー名(Xsoliton)」の開発は完結した。Xsolitonは『未知の孤立波 = 誰も作ったことのない斬新な作品』という意味をもつ。これでいつか来る日の後悔が１つ消えた。さて、どんな思いを込めてこの作品を作ったか──SF世界観+ミステリー要素が好みなこともあり、Strange Spaceもそうした。硬派なSF世界観だけど、随所にトリックが散りばめられていて最後に真相が明かされる、みたいな展開だ。

　２作目以降の案はあるけど、ひとまず休憩。UnityやBlenderの機能をもう少し検証したいのもあるし、腕を磨く時間も欲しい。

　最後に、このエッセイの目的は自分用の挑戦記録(思い出アルバム)としての側面が強いことに加え、もう一つの目的はクリエイティブで人生を楽しもうとする人がこのエッセイを読んで自分も何か成し遂げたい、生きているうちにこれだけはやっておかないと後悔する──を考えるきっかけになること。経験値０のド素人がやり遂げたからこそ価値があるし、自分もそういう人たちのブログを読んで触発された身だ。これまでの人生で苦しいときに自分を救ってくれたのは、いつも小説やゲームなどの創作物だったから、創作界隈がもっともっと盛り上がってほしい。

　というわけで、脱出ゲームを作りたい(第１作目エッセイ)は今回をもって完結です。せっかく作ったので一応リンクを以下に添付させていただきます。基本自分用のエッセイですが（笑）、興味のある方はぜひ遊んでみてください！！

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.yasundeco.StrangeSpace&hl=ja&gl=US

デベロッパー　Xsoliton

Twitter @XsolitonUnit