転生したら“オーク”でした

第1話 オーク転生

　オーク、いわばファンタジー界の理性無きモンスターとして扱われる事の多い存在

　容姿としては人豚…豚🐷面の体脂肪率が高そうな人形（ヒトガタ）生物とされる、物語では雄単一生物として女性を襲うイメージが多いが…目の前に居る母親らしきオークが存在する為に其は無いのだろう、やけに筋肉質な母親だが…副乳は無さそうでした。

　オークの成長率は早く大体４～５歳で成人とされ集落で鍛えながら集落に貢献し過ごすか、修行僧の如く身体を鍛えつつ放浪の旅に出るかの２択を選択するのが通例らしく、２歳の頃に両親にその旨を伝えられた、大抵は家から蹴り出されるらしく心構えをしとけと言う事なのだろう、やけに身体の鍛え方とサバイバル技術を詰め込み気味に教えてくると思ったらそう言った事だったとは…ガタイの良い親父は実は８歳だったと言うのもびっくりだった、歴戦の勇姿と言った成りで狩りもしない日々大地と戦う農夫、狩人は出来なくはないがしないだけらしい、むしろ狩りの腕は母親の方が良いらしく親父を物理的に射止めたのが母親だったらしい、妹から獲物を狙う目で視られると思ったら其が原因なのだろうか？いや陰で『あれは優良物件だけど他のにしなさい』って言われているのは知ってるが…

　そんなこんなでまあ成人したら諸国漫遊する事にした、集落に居ると監禁されそうなのも原因では有るが見聞を広めるのが目的である