第6話 にゃんごとなきだにゃー
「かえせだにゃー! しゃけかん!!」
ブーナはかべからあたまをぬいてニーナをおいかける。ニーナはせんしつからにげる。のらねこのかいぞくせんちょうもかんばんでニーナをおいかけた。すると、かいぞくせんがおおさわぎになった。
ニーナはいつのまにかますとのうえにいた。しゃけかんをゆっくりとあけてたべる。
ブーナはかんにんぶくろがきれてますとにのぼった。
ニーナはしかたなく。ブーナにしゃけかんののこりをなげると、ますとのうえできゃっちしたブーナは……そのまましたへとおちてしまった。
かんばんで、かいぞくののらねこたちがよういしていたしーつのうえにおちると、ブーナはまるでなにごともなかったかのようにしゃけかんをいきおいよくたべていた。
「う、うまいにゃー! このはごたえにしたざわりがたまらんにゃー。なんだかおしりがさむいにゃー! すーすー、するにゃー、うまいにゃー!」
ブーナはますとからおちたときに、しっぽのけをますとにひっかけてぜんぶなくしてしまっていた……。
ブーナがそのことをしったら……ニーナとブーナのけんかはまだまだつづく。
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