あとがき
ポチポチ、打ち終わりました。今回、すぐに公開できない新作を書く時間を作るために過去作を打ちこんでたはずなのに、途中でドラクエに夢中になって三ヶ月ほど遊んでました〜
……ま、そんなこともありますよ。何年かに一度、やりたくなりますね。へへへw
というわけで、ワレスさんの砦シリーズは、現在、完結までちゃんと書かれてるのは、ここまでです。あとは残り三分の一で書くのを放置してしまった大長編『ヘヴン』があるんですが、あれは四冊ぶんをすでに書いてるので、続きを新たに書くとしても、そこまで読み返して、さらに二冊ぶん書かないといけないっていう、まあまあのハードルなんですよね。でも、いつか書きます。
さて、内容的には今、シリーズのちょうど半分くらい終わったかな?
次の大長編で人間関係もストーリーも大きく動いて、ワレスさんは自分の運命にかかわっていく感じ。魔法色がどんどん濃くなっていく。
そのあとは今までみたいに読み切り長編で数冊ぶんですかねぇ?
ラストがどうなるかは決まってます。ダイジェスト版の『墜落のシリウス〜輪廻のはてに、死をこえる愛の物語〜』で最後のほうだけ、すでに発表ずみですが、そこにいたるまでの経緯ですよね。
ええ? じゃあ、それが終わったら、もうワレスさんは書かないの? って?
いえいえ。それは絶対にないですね。なんらかの形で、ワレスさんについては、たぶん一生書いてます。まだジゴロ探偵も終わってないし、もしも、そっちも終わったとしても、たとえば、ホーリーサンの魂のかけらを集めてたときの話とかもシリーズにできるだろうし。ジゴロ探偵はメインの人間関係を動かさずに、どの時期か不明の連作短編を書き続けることはできますし。
まあそんな感じですね。
今回の『夢の縫いあと』じたいの裏話はあんまりないですねぇ。このシリーズは最初、プロット作りの練習のために書きだした習作だったんだけど、あるていどやりたいことはやりきって、技術的な面で新しい挑戦はもうできなさそうだなぁと思ったころに書いた話だったし。
もともとジゴロ探偵より前に書いてたので、ルーシサスとのいきさつを詳細に書いたのは、ほんとはこの話が最初だったんですよね。今ではジゴロ探偵のなかで似たようなことを何回か書いてるので、「ああ、またか」と読者は思われたかもしれませんが、その点はご留意ください。
ああ、あと、今回のこれを打ってるとき、過去にワレスさんの運命にまきこまれ事故で亡くなった人たちの名前が列挙されてる場面(26話)があったんですが、ほとんどはちゃんと、どういう人か覚えてたんですよ。ワレスさんとの関係とか、いつごろ出会って、どうなったかとか。
でもねぇ。なかで一人だけ「……おまえ、誰やねん?」ってなった人がいたんです。
それが、リノールですね。厳密に言えば、同じページのメイルウとかエリアム神官のことも忘れてましたが、それは本文中にちょこっとなりに説明があったので、あらためてストーリーを考えることはできます。エリアム神官はたしか『死神からの招待状』にも出てきたような気がするし。今回にもチョイ役で出てたし。なので問題ないんですが、リノールだけ、名前しか書いてないじゃないですか。
ああ……わっからーん。ぜんぜん、わっからーん。
男か女か大人か子どもかもわからない。ただ、中学くらいのころに、ワレスさんとはまったく無関係の読み切り中編で、リノルって名前の子がいたので、もしかしたら、それの再利用的なやつだったかなぁ?
ワレスさんは親を亡くしてからずっと皇都にむけて旅をしてます。そのあいだにいろんな人と出会うわけですが、リノールは書いてある場所から言って、神殿につく直前くらいですね。その前のシェレーラが湖を渡る船のなかで出会った女の子なので、船をおりたあとからマイルーザのいるレイグラ神殿にたどりつく前のどこか。
そのあいだにワレスさんに何があったんだろう?w 前にワレスさんのことなら生まれてから死ぬまで知ってますって豪語したんですが、わかってなかった〜w
忘れてしまった過去もあるんですね。完全にここだけぬけ落ちてる。つまり、ずっと昔から考えてた話じゃなく、この夢の縫いあとを書いてた前後くらいに、ちょろっと思いついた比較的新しいエピソードだったに違いない。
ワレスさんが脇役だったころの大元のシリーズも途中までしか書いてないんですが、これの仕上がってるなかでの最後の話は、後半の半分くらいが、ワレスさんの過去について書かれてるんですよ。それを調べれば、もしかしたら載ってるかもしれませんけどね。
まあ、今回の裏話はこれくらいかなぁ?
あと『輪廻物語』のなかで書いてるけど、サリウス帝とはけっきょくアレじゃないですか。あのとき、もしかしたら、ストーリーにはさほど重要でないどこかで、カークとは再会してるかもしれないな、とは思ってます。「陛下をおとめしてくれ」とか言われて。
次回、カクヨム上でワレスさんに出会えるのは、ジゴロ探偵シリーズですかねぇ? それか、いっそ、いっきに砦時代を完結させようって気になったときの『ヘヴン』か。
そのとき、またお会いしましょう。
それまでは、たぶんだけど、次回はコルヌの二作めになります。正確には三話めですね。前回オマケ短編一話書いてるので。(すいません。コルヌもまにあいませんでした。しばらくエッセイでお茶をにごします)
ではでは、いつも応援ありがとうございます〜
2024/05/13
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