サークルの日常

狼男

第1話 

 俺はコミュニケーション能力を向上させたい。ガクチカが欲しい。そういった思いで、図書館サークルの「トショズ」へ入部した。

はじめに顧問の先生から入部説明会を受けた。それが終わると幼稚園訪問をして、園児相手に絵本を読み聞かせするから、ということで、朗読の練習をした。先輩たちからダメ出しをされ、家でもユーチューブチャンネルを見て、練習した。

幼稚園に訪問日が来た。先輩らと同期で、近隣の幼稚園に足を運んだ。

幼稚園のインターホンを鳴らす。「トショズ部長の萩原です。」

部長が挨拶した。

顧問が「萩原のやり取りを見ておくように、今度は自分たちでやってもらうから」と忠告した。

中に入ると園児たちが待っていた。読み聞かせをした。「そらまめくんのベッド」を読んだ。

それが終わると、園児と遊んだ。園児が逆上がりをするのをただただ眺めていた。

女の先輩に話しかけられた。胸がでかくて美人だ。

「私、朝ごはん食べてないの。」

「僕もです。お腹すきましたね。」

 

そうして他愛もない雑談をしていたところ、大学に帰ることになった。

帰って反省会をした。

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サークルの日常 狼男 @shinshin4445

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