3人目 『ザ・地味・変テコリックス・エクスペリエンス』

 ・作品:ザ・地味・変テコリックス・エクスペリエンス

 https://kakuyomu.jp/works/16817330657076808126

 ・作者:るつぺる 様

 待ってました!やっぱり和田島さんといえば、るつぺるゐつぺゐさん!Twitter上で和田島さんといつも仲良くされている方のおひとり、というか筆頭といっても過言ではない方です。ご参加ありがとうございます♪


 多感な十代ながら独特の語り口が魅力的な男の子、平嶋玉爾くんが主人公のお話です。紹介文に「ほぼTwitterにて」と書かれてる通り、語り手の玉爾くんの言葉選び・言い回しが作者のぺるさんそのままで、ニコニコしました。特に磐前さんへの言葉は和田島さんとのTwitterでのやり取りを連想して、頬がユルユルになります。

 また、登場人物が三人とも和田島さんを連想するお名前なんです。平嶋玉爾ヒラシマタマジ磐前鶴子イワサキツルコ寒田勲サワダイサオ

 和田島さんがいっぱい!もしかして、ここは楽園?学生が出てくるってことは楽園と学園かけてる?死を扱うのもそういうこと?楽園?学園天国?

 ――とも思ったのですが、玉爾くんの言動的にやっぱり彼がぺるさんなんですよね!磐前さんが居なくなる件の元ネタらしきことは、先日ありましたもん。もうホントに心配しましたよね……。和田島さんがお元気でホントによかった。

 一方、勲くん。磐前さんとの部分がラブコメ的なのに対し、こちらは男と男の友情!元親友なイジメっ子設定をこの文字数でまとめられてるのが綺麗でした。イジメのやり口が妙に小汚いとこや、不器用さも好きです。

 また、彼は和田島さん要素だけでなく、その周囲の要素もちょっぴり混じっている気がします。和田島さんとのイチャイチャを温かく見守っている周囲の人をまとめて煮詰めたような雰囲気も感じました。何か……その……ごめんなさい!でも、いつもイチャイチャをありがとうございます。

 そして、また磐前さんの話に戻らせてもらうんですが、やっぱり可愛いですよね!磐前さん!飄々として自由で。だけど、こちらをしっかり見ていてくれる。きっと根がすごく優しいんでしょうね。

 それはまた言い換えれば、繊細さ。彼女の突拍子もない言動は、いろんな物事を敏感に感じているからであるように思います。そして、語り手の玉爾くん自身もとても繊細で、だからこそ、彼は彼女に惹かれたのでしょうね。私も二人のことが大好きです。どうかお二人に今後とも幸せがあらんことを。

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