業藍衣の詩とエッセイ集

愛とお金

お金と愛

これぞ人生とも言える

二つの要素が

人を深く揺らす

お金は

生きるために必要なもの

それを手に入れることが

人間の欲求のひとつ

お金があると

何でも手に入る

かもしれない

しかし

それだけでは

満たされた幸福を

感じられないだろう

愛は

心を満たすもの

それを手に入れることが

人間の生きる

意味のひとつ

と言えるだろう

愛があると

どんな困難にも

立ち向かい

乗り越える力が出る

だろう

しかし愛とお金が

その人に

必要なだけ

存在していることは

稀である

どちらかが足りないと

人生のバランスが

崩れてしまう

お金がどれだけあっても

愛がなければ

孤独を感じ

愛があっても

お金がなければ

不自由を感じる

お金と愛

どちらが大切かと

問われると

それは人それぞれ

その人の置かれた

状況によって異なるもの

お金が必要な

場面もあれば

愛が必要な

場面もある

ただ言える

重要な事は

どちらを追い求めるのか

お金と愛の両立が

理想的だと言われるが

それは至難の業である

しかし

必ずしも

どちらかを

犠牲にする必要はない

自分自身が

どちらに重きを置くのか

考えてみることも

大切だろう

お金も愛も

手に入れるには

努力が必要

それでも

心から求め続けることが

大切なのだ

お金にこだわらず

自分自身の

能力と才能を磨き

愛に執着しない

人を思いやる

優しさを持つことが

幸福な人生を

送るための

ひとつのヒント

なのだろう

お金と愛

どちらが大切かではなく

両方が存在することが

理想だとは思う

お金も愛も

自分にとって

かけがえのないもの

だと

思える人生を

自分自身で

歩んでいくことが

何よりも

大切なのではないだろうか

でも両方無限に欲しいと思う私の欲の深さよ…

それゆえ満たされない日々が続くのだ

心の成長、悟りがひらければなぁ………