<26>暗い道
人生には先がない
いつまで続くのかもわからないし
いつ終わってしまうのかも
誰にも見通せないものなのだ
まるで真っ暗な道を歩いている気分だ
奥まで伸びている暗く細い道
突如訪れる分かれ道に戸惑う
恐る恐る右を選ぶ
どうやら正解だったようだ
死んでいない
歩き続けると壁が現れる
壁を壊すか遠回りするか
面倒なことは嫌いだ
早い方、遠回りにしよう
今度は外してしまった
人生のどん底へ落ちてしまったようだ
人生は「賭け」なのかもしれない
当たり続けることのない賭け
果てのない暗い道だけど
そこに入っていって
明かりを差し出すことはできる
私が他の人を照らして
自ら道を踏み外す
そんなことがないように
私も一生懸命やりたい
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