第5話木星人

木星に住まう存在は一つの根底的思想によって生かされていると解釈される程其の思想に囚われている


「アーシスズム」早い話は「多様な生物に住まう星地球は有るが儘の姿として存在すべきだ人の営み何ぞ知った事か人は地球と言う星に住まわなくても生きていける事は歴史的にも証明された事実だ


其の証拠に我々木星の小惑星や衛星やスペースコロニーで生きる我々木星人


そしてあん畜生な火星人や改造人間の巣窟と成り果てた金星人や金星人の残党が住まう水星でも人と言う種は存続して居る


なのに何故地球に暮らす人類と言う存在は一頻りに地球に住まなければ人と言う種は存続出来ないとホザクのか許せぬ許せぬ許せぬ許せぬ許せぬ許せぬ


故に我々は地球に囚われて居て未だに親離れ出来ない憐れな兄弟姉妹を救わねば成らないので有る


今の人の種は古の哲学者は考える葦と述べた逆説的に謂えば考えない葦は人でないと残念ながらそう解釈せざる得ない


我々木星の民は木星に住まう事が出来ないのだ理由は水星から火星までは岩石惑星故に地に足を付いて営みを築く事が一応の事可能だ


が我々木星の民の木星は岩石惑星ではなく確かガス惑星である故に地に足を着けて営みが出来ないからこそ


だからこそ大地で暮らす事が人の営みでは重要な事と言う生きる事の柵を受けずに済む


だからこそ我々こそ考える葦と言う存在の指導的立場に立つに相応しい存在で有る事に変わりがない


故に我々こそが人類と言う種族を救うべく地球に住まう同胞を掬わねば成らないのだ‼️」⇐冗談抜きでこの様な考え方を木星に住まう人々は本気で思っています


だから定期的に木星の人々は地球の人を地球から救う作業に勤しんでます


火星と敵対してるのは木星の人等からすれば「本当に馬鹿お前らは先祖が折角地球からの束縛から抜け出す事が叶ったのに又ワザワザ地球に囚われに行くとか正気の沙汰じゃねえ‼️ だから火星に根付く地球への帰還と言う望郷の念と言う呪いを叩き切らねばならない 」と言う感じで火星人とドンパチしてます

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