第3話火星人

火星には1920年代から人が住まう土地で有った其の理由は汚い言い方をすれば「奴隷貿易の成の果て」と言う言い方が相応しかろう


1917年に複数の銀河を束ねる「銀河統一条約機構」と言う国連に相当をする本部事務所の大地にオーストラリア軍が迷い込んだのが全ての始まりである


其れから銀河統一条約機構は何故か知らんがドイツ帝国側に立って人類の戦争に介入をする選択を選んだ事により


まあドイツ帝国の上層部を傀儡下までは行かないが影響力を持って国家の指導をする事となり


其の見返りとしてドイツは協商国側の捕虜や国内に居る犯罪者やユダヤ人 其れと東欧系の人々を宇宙移民と言う奴隷貿易をした事が大まかな地球以外に住まう人類の先祖と成る存在で有ったのだ


そしてドイツ帝国が滅びてもナチスドイツは積極的に宇宙への棄民政策を推し進めて第二次世界大戦の勝利後も其の姿勢を崩さなかったのは此の世界線では余りにも有名な話であろう事は誰も知る事柄だ


さて火星には火星版の国連が存在して居て火星に住まう存在は俗に言う社会主義や共産主義等の俗世間的に見た「プロレタリアート系思想又は左派思想」を持つ存在の吹き溜まりだとナチスドイツの上層部は宣っている事は周知の事実だ


火星の国連の目的は只一つ「地球への帰還と地球の国連に相当する地球同盟の解体」である

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