それでも、女
甘夏みかん
第1話
ぱちっ
夜中、目が覚めた
隣から何やらゴソゴソ音がきこえてくる
(またか・・・)
右隣にはお父さんとお母さんが寝ている。
お父さんの「気持ち良い・・・」という声がきこえてきた。
起きているのがバレると面倒なので寝ているフリをした
無理やり寝ようと思って目を瞑ってみる
だめだ、体の右側に神経が集中して全然寝れない
朝、パンを食べに降りると、お父さんが新聞を読みながらコーヒーを飲んでいた。
こういうことがあった朝はお父さんのほうを見れない
私が悪いわけじゃないのに、なんで・・・
お母さんが私を見て、「メイちゃん、おはよう」
といって笑った
いつも通りの笑顔
だけど
(あんなことしといて、白々しい)
そう思った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます