第5カテゴリ「世界の傍流から」

5−1バタフライ・エフェクト:人は何のために生きるのか?

 今日は皆大好きバタフライエフェクトの話です。メモの用意はいいですか?

ここ出ますよ。あなたの人生哲学として。冗談はさておき、深い話です。


 バタフライエフェクトまずはご存じでない方のために定義から。読み飛ばしていいですよ。



”バタフライ効果(バタフライこうか、英:butterfly effect)は、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象[1]。カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する標語的、寓意的な表現である[2]。


 気象学者のエドワード・ローレンツによる、「蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?」という問い掛けと、もしそれが正しければ、観測誤差を無くすことができない限り、正確な長期予測は根本的に困難になる、という数値予報の研究から出てきた提言に由来する[3]。”


wikiから引用。


 はい、小さなブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか。簡単に言えばごくごく小さな影響が影響を呼び、大きな変化の呼び水になるなんて使われ方をします。カオス理論ですね。


もう一つ行きましょう。利己的遺伝子。リチャード・ドーキンスです。利己的とは自分勝手ととらえて良いですよ。


”利己的遺伝子(りこてきいでんし)とは、自然淘汰されるものは個体ではなくその遺伝子であるという、現代進化論や進化生物学における比喩的表現[1][2]。これはリチャード・ドーキンスが用いた表現であり、より自己増殖に有利な働きをする遺伝子がより生存することを意味する[1]。利己的遺伝子論は、自然選択や生物進化を遺伝子中心の視点で理解することであり、遺伝子選択説もほぼ同じものを指す。”


 つまり遺伝情報が増殖すること第一に人間は動かされてんだよ! って言うことです。


 今日はバタフライエフェクトと利己的遺伝子から人は何の為に生きるのか? ということを語っていきます。ね? 深いでしょう。


 まずは結論から、人は何の為に生きるのか? 遺すためです!

 遺伝子の遺ですね。


 哲学では答えを出すことが目的ではない考えることこそが重要なのだとかいう学派もいますがしゃらくせえ!


 人は遺すために生きるのです。断言します。


 遺伝子が利己的(自分本位)に振る舞う、自己増殖する為に生きる。つまり子どもを産む為に生きることこそが人が生きる目的です! 

……と言い切りたいところですがちょっと待って。


 バタフライエフェクトは? そうです。遺すことの価値観は現代では、子どもだけではないと言う人が幅をきかせています。


 私が言いたいのはつまるところ人は遺すために生きるのです。影響を! 生き様を!

 その最も代表的な形が子どもを産むということです。


 人は何か影響を与えることを望む生き物なんです。それは大きい小さいを問わずです。それは本能が遺すことを求めるから。そして現代先進国では遺すことの手段が多様化しているのです。


 これが少子化の原因なのかもしれないですね。


 人が影響を与えると聞いて創作活動を思い浮かべた人は多いと思います。このエッセイでも『1-1なぜ書くのか?:思いをカタチにするため』で伝えるために書いていると記述しています。では何故書くのか? その深い問いの答えは『影響を! 生き様を! 遺すために書いている』そういうことです。金を求めている訳でもないPVを求めているわけでもない。どこかのだれかの心に一波の影響を遺したくて書いていることになります。それが時間をかけたらどこかで嵐になることを願って。


 情報を自己増殖する生物に例えるミームなんて考えも親和性があると思います。ここでは触れませんけどね。俺は私は創作活動なんてしていない、そういう風におっしゃられる方がいると思います。でも考えてください例えばスパチャ。名前を一瞬呼ばれるためにお金を払う。この何の生産性のない行動も影響を他者に及ぼしたいという本能から行われています。ガチャだってそうです。強いと思われたいというのは、影響を与え与えられたいということと同義です。関わりに行っているのですから。人は影響を与え与えられその様はまるでカオスの様です。


 ではここで問題です。国が世論がいろんな生き方があるんだよと言わんばかりに多様性を推し進めてきます。この現代社会を生き抜く為に覚えて欲しい言葉があります。


 クロワッサン症候群


危険ですからね、これを外して語ることはしません。



”クロワッサン症候群(クロワッサンしょうこうぐん)とは、人生の選択肢としての結婚を拒絶したが、結婚適齢期・出産適齢期を越え、自らの生き方に自信喪失し、焦りと絶望を感じている中年女性の心理的葛藤の形容である。語源は、1988年に刊行された松原惇子の『クロワッサン症候群』。”


 クロワッサンという女性雑誌がですね。主婦にならない生き方もあるともてはやして、それを真に受けた女性が結婚適齢期を過ぎたら、結婚・子育て特集を組むようになって絶望したという話です。

 このクロワッサン症候群を国が世論が大々的にやっていると考えてください。あなたのその価値観は本当にあなたのものですか? 植えつけられた物ですか??


 さて、これからのあなたの人生。

 あなたは一生をかけて何を誰に遺したいですか?


 もう一度あなたの幸せを考えてみてください。


 困難であっても努力しましょう乗り越えましょう。

 それが幸せに続くと思うから。


 一緒に幸せになりましょう。


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