双極サーフィン：双極性障害を乗り越え幸せになるエッセイ

３−３ 疑問：私はこんなに不幸で。ねえ。それ楽しい？

　障害者のＸ（ツイッター）を見ていると不幸自慢大会でうんざりします。不幸自慢して不幸をまき散らして、「死にたい回路」を強化して何がしたいのでしょうか。その発言で寄ってくるのは、不幸自慢と同調と不幸な奴を見下して悦に浸ってるクソだけだ。私はこんなに不幸で。ねえ。それ楽しい？

　楽しいこと幸せなことをするとそれが想い出になり、それを思い出して更に幸せになる。好循環のループが起きる「幸せ回路」だ。逆に不幸なことつらいことだけにとらわれてそこに浸ることだけが日常になっている悪循環のループがある「死にたい回路」だ。脳はその回路を使えば使うほど強化してしまうプロセスがある。

　うつは何も楽しくない。そうだね。それでも楽しいとちょっとでも思えそうなことをしない理由にはならない。あなたに必要なのは同情でも共感でもない。まして休養でもない。

　時間は味方ではない、敵だ。

　努力と根性が必要なんだ。外じゃない。あなたの内側に対する頑張りが必要なんだ。病気を良くすることだけは全力で頑張れ。それで休むのが必要なら休め。怠けているだけなら努力しろ、知識をつけろ。

　俺は死にたい言ってるが、楽しいし、幸せだよ。死にたいと言うことはただの条件反射。「死にたい回路」の残滓。こんな障害者もいるよ。多分もっと幸せになる。

　あなたも幸せになれる。