第33話 謎の女⁂*⋆*            

           

 

 年の瀬も押し迫った一九八三年冬の事だ。東京デズニ―ランドが開演したばかりだというのに由美子は愛知県民だと言うのに、もうかれこれ五回もお友達と出掛けている。


 今日もすっかり日が暮れて夜の七時半田駅前で迎えの車を待っていると、例の謎の女が? 


「チョットいいかしら?」


「アッ今母を待っていますので~?困ります」


「あなたはとんでもない事をしているのよ~!この話がご両親にバレたら、あなたは絶対家を追い出されると思うわ…」


「それは一体何のことですか~?」


 そこへ母の運転する車が到着した。「由美子待った?アッお友達?お送り致しますよ」


「ああ~いえ結構です。じゃ~今度お茶でもしながら…」


 謎の女性は去っていったのだが?この女の出現で由美子は地獄の苦しみを味わうことになる。

  この謎の女性は何者なのか?

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